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セッションで最も大事なのに最も意思疎通がしにくい音楽理論

Posted on 2014年10月31日 Posted in FTJS!ジャムセッション講座Blog, アドリブのコツ
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意思疎通がしにくい音楽理論

今回は【セッションで最も大事なのに最も意思疎通がしにくい音楽理論】というお話。

音楽理論とのうまくつきあって行く方法について。
数回に分けてお話しして来ております。

今回はずばり、覚えるべき最低限の音楽理論の話に入って行くのですが、

先に結論を述べると
「各キーのメジャースケール&3和音のダイアトニックコード」
です。
もうこれは暗記のレベルの知識です。

要は
その曲がなんのキーなのか把握していることと
コード進行を追えるってことが大事ってことです。

さて、以前に、セッションで起こった
「嬉しかった」あるいは「困った」エピソードを募集したところ
送ってくださった方がおりました。
一部引用します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ボーカルセッションで譜面は渡されたのですが、指定キーは違う時がありました。
私が困ってると誰かがアイパッドで移調したものを貸してくれました。
しかし、コードだけというのは、とても弾きにくく大変でした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふむふむ。

つまり、
例えば渡された譜面にはキーがCで書かれているのに、
「これをDに移調して演奏してください」という話。
プレイヤーはカラオケマシーンではないよの…(汗)

そこに書かれているアルファベットを見て別のコードに
頭の中で変換しながら演奏しなきゃ行けない…
考えただけでも頭の中がパンパンです。

曲のコードを追うだけで終わってしまいそう。

そしてもう1つ
「コードだけというのは、とても弾きにくく大変でした」
これはピアニストあるあるですね。

というわけで、今回は
コード理論にまつわる楽器別あるあるをご紹介します。

もちろん、個人により、
楽器歴や音楽理論の学習量など違いますので、
ひとくくりには出来ませんが、
「単一の楽器を始めて、その楽器を演奏するためだけにちょっと音楽理論を勉強した」
単一楽器初心者から中級者の型の傾向です。

【ピアニストあるある】

五線譜にはめっぽう強いが、コード表記には弱い。
ほぼ同じ意味ですが、
譜面通りは大得意だが、自由度の高いアドリブには弱い。

それぞれのスケール(音名)把握は強いが、移調に弱い。

【ギタリストあるある】

コード譜には強いが、五線譜は読めない。
TAB譜使用の場合、コードすら分からない。

フレットの平行移動で移調が出来るので、
たとえ理屈は分からなくても移調には強い。
カポタストはその最たるもの。
(カラオケのキーチェンジャーの如く瞬く間に移調できる道具)

形で覚えているので、今自分が何の音を弾いているのかは
よくわかっていない。

【ベーシストあるある】

ほとんどの特徴がギタリストと似ているが
単音演奏メインのためカポタストは使わない。

そして、
単音演奏メインのため
コードを和音として捉えておらず

大文字のアルファベットしか良く分かっていない。
初心者ベーシストにとっては
AもAmもA7も全て「ラ」の1音でしかない。

【管楽器あるある】

(移調楽器の場合)移調されたキーで把握している。
そのため、他の楽器とのキーずれが常。

冒頭で紹介した、
「そこに書かれているキーとは違うキーで演奏する」
などのことが起こるので、脳内変換が大変。

単音楽器のためコード=スケールのように捉えていることが多い
(この捉え方は誤解を招くので注意が必要)

【ドラマーあるある】

そもそもコード理論が分からない。
小節数という箱のみで理解している。

【(楽器が出来ない)ボーカリストあるある】

そもそもコード理論が分からない。
小節数や拍数すらも分からない。

はい、ざっとよくセッションに
参加するパートの特徴を並べてみましたが、
同じように曲をコードを追うだけでも、
これだけの認識の違いが生まれているかもしれません。

その楽器のことはその楽器を演奏してみないと
実際の苦労は分からないかもしれませんが、
こういう違いがあるということだけでも知っておくと
少しはやり取りが楽になるかもしれませんね。

では今回はここまで!

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪

今回もお読みいただきありがとうございました。

執筆は畠山勇一。またね!

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