読者のみなさんこんにちは!
FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。
今回は
【自宅ですぐ出来るアドリブソロの基本練習】
というお話。
最近、個人的に動画を作ったりしているのですが、
その時に気づいたことについてシェアして行きます。
目次
●もっとも簡単なアドリブソロの練習
●それでもドとレの2音からやる必要性
【もっとも簡単なアドリブソロの練習】
これは結論から言ってしまうと
「テーマ(曲のメインメロディ)を演奏できるようにする」
え?
アドリブって自分でオリジナルなメロディを作ることなんじゃない
と疑問に思うかもしれませんが、
それで「自分にはセンスがないからアドリブは出来ない」と
思ってしまっているならば大きな誤解です。
何も無いところや、コード進行しか無いところから
かっこいいメロディをアドリブで紡ぐというのは
売れっ子のメロディメイカーが
場合によっては何時間も何日間も
うんうんうなって生み出すようなメロディを
「瞬時に」作り出すということですよ。
それが毎回どんな時、
確かに最終的にはオリジナルなメロディを演奏することになります
それはあくまで結果論です。
かっこ良くオリジナルなアドリブフレーズは
多くのメロディをごちゃ混ぜに実践的に弾き(吹き)倒した人が
その過去の経験を組み合わせて作ったものがほとんどです。
なので、多くのメロディを拾うことが
自宅で出来るもっともお手軽なアドリブ練習なのです。
料理に例えるならば、
多くのメロディを拾うことは
冷蔵庫(頭の中)に総菜(既存のメロディ)を詰め込むことです。
料理をしたこと無い人は
素材から調理することも出来なければ、
そもそも完成形を知らない可能性もあります。
まずは既製品を準備し、
いつでも食べられるように保存しておくのです。
もちろんそれだけでは、
アドリブが出来るようにはならないことも知っています。
そのコツは続編でお話しして行きましょう。
【それでもドとレの2音からやる必要性】
FTJS!ではアドリブは「ドとレの2音から」
上の話とは全く逆の発想です。
無いところからオリジナルなものを作る発想寄りの練習法です。
しかし、どちらも大事なのです。
「ドとレの2音から」は、実は
アドリブの骨格を知り、それの応用法をみにつけ、
さらに実践的な「反応」
料理で例えるならば、
素材の味を知る、というところでしょうか?
生野菜とか丸かじりするイメージですね。
もっと具体的に言えば
・メロディの骨格である「リズム」にフォーカスできる
・音量や音色などニュアンスにフォーカスできる
・音を聞いて反応するという実践的な会話にフォーカスできる
というのが
この「ドとレの2音から」に込められているポイントなのです。
これは、自宅で一人でやるには退屈な部分もあるし、
なにより一人では効果的には出来ないものです。
なので、今回はこれ以上は
このFTJS!のアンサンブルノウハウにはこれ以上は触れず
自宅で一人でやっても効果的なものに絞って
次回以降も書いて行きたいと思います。
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一。またね!
自宅ですぐ出来るアドリブソロの基本練習
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