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聴覚的ニュートラルポジション

Posted on 2014年7月27日 Posted in FTJS!ジャムセッション講座Blog, アドリブのコツ
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FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。

今回は

【聴覚的ニュートラルポジション】
というお話。

前回ディズニー映画を見た気づきということで
身近なところからセッション的聴覚を養って行く方法をお伝えしました。
「ディズニー映画音楽からセッション的聴覚の気づき」
https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=10296
今回はその続きで、さらにセッション的聴覚について書いて行きます。


目次
●ニュートラルポジションとは?
●セッション的聴覚との関係性
●「あとがき」昔から機会はあった



【ニュートラルポジションとは?】

ニュートラルポジションという言葉は
聞いたことが無い人も多いかもしれません。

僕が学生の頃に
テニスのゲームソフトのCMで使われて
ちょっと流行ったものがありました。

「打ったら戻る真ん中へ」

この言葉が
まさにニュートラルポジションを分かりやすく捉えています。

テニスをやったことないので専門的なことは分かりませんが、
簡単に言うと、広いコート上を1人または2人で守りながら
前後左右どこを攻めるのかの駆け引きする
そんなスポーツだと認識しています。

例えば、
自分の陣地の右側に打ち込まれれば
当然右に走って球を拾いに行き打ち返します。

この時、右側に残り続ければ、
正反対の左側に打ち込まれたら
距離が遠くて打ち返せないかもしれません。

もちろんまた右に打ち込まれるかもという可能性もあるので
かなり瞬間的な駆け引きですが。

どこに打ち込まれても瞬時に反応するには
コートの真ん中後方にいた方が
最も柔軟に最短距離で反応できます。
(後方にいるのは後退よりも前進の方がしやすいため。)

また、このようにコートの場所をさすのではなく、
身体の「重心」がニュートラルな状態ということを
意味することもあります。
片足に重心が乗っていると瞬時な対応が出来ません。

さらに、からだには重心に限らず、
肩の位置や腰の位置などにもあります。

車のハンドルや
ゲームのコントローラーにも使われたりする言葉でもありますね。

まとめると
ニュートラルポジションとは
「ムダな負荷が無く自然な状態で、柔軟に反応できる位置」
というような意味です。

【セッション的聴覚との関係性】

全く音楽に触れてきませんでしたが、
セッション的な聴覚と密接に関係してきます。

前回の記事で
ディズニー映画「アナと雪の女王」の劇中で歌われる
「生まれて初めて」という歌について触れました。
この歌はサビでアナとエルサ(雪の女王)が同時に違うメロディを歌います。

これを同時に聞くことが
「セッション的聴覚を養う」ことに繋がるという話でした。

実はこれ、
どちらかの歌詞であったり
メロディばかりに気を取られてしまうと

「セッション的聴覚」で聞き取ることは出来ません。

全体をボヤーッと聞くことが大事です。
しかし、ボヤーッと聞いてるだけでも
作業用BGMのように耳には入っているんだけど
耳に入ってないような状態になってしまいます。

ボヤーッと聞きながらも
要所要所でしっかり音を聞くのです。

これを言うなれば
「ニュートラルポジションにいることを意識する」のです。

アンサンブル全体が耳に入っている状態で、
瞬間的に何かのパートにフォーカスする。

これが大事になります。

「生まれて初めて」の話にもどりますが、
二人のメロディを(もっと余裕がある人は伴奏も)
同時に耳に入れておきつつ、
瞬間的にどちらにもフォーカスを切り替えられるようにしてみる。

そんなふうに練習してみてください。

そして慣れたら
実際にバンドで好きな曲を演奏しながらやってみてください。
ここが大きなポイントですが、
自分が演奏で加わっていてもニュートラルポジションは同じです。

「自分の音もアンサンブルの一部」として
客観的に捉えることが大事です。

これだけで、
だいぶアンサンブルの調和に意識が行くようになります。


【「あとがき」昔から機会はあった】

今回の一連の「セッション的聴覚」についての話。
書いているうちに、
意識したらもっとうまく行ったであろう思い出が蘇りました。

それは、

「音楽の授業の合唱」です。

学生だった頃は、歌うこと自体は好きだったので
ただ自分のパートを覚えて歌っていましたが、
(僕の場合元々他のパートを覚えるのも好きでした。)

学校で扱っている合唱は
女声でアルトとソプラノ、男声でテナーとバリトンで
最大で混声4部合唱なんてやったりしますよね。

あれ、
セッション的聴覚を養う絶好の機会だったな~、
と今になって思います。

ハモりは当然あり、曲によっては
パートごとに全然違うメロディ歌ったりして
実はかなり面白いアンサンブルしてたんですよね。

う~む…
学生の頃の合唱と言えば、思春期真っ只中!

合唱コンクールなんかでは
「恥ずかしい」「ダサい」「怠い」とかで
声変わりしたての男子が歌わなくて、
女子が泣き、それを乗り越えて
クラスが一体となったところが優勝するという光景が浮かびますが、

パートごとの練習でも
クラス全体での練習でも
他の人の声と自分の声が合わさってどんなコーラスになっているのか
他のパートと自分のパートが絡まってどんなアンサンブルになっているのか
そんな視点で出来たらもっと楽しかったんだなって思います。

そんな機会が今もまだあって
「つまんね~」って思ってしまっている方は
ぜひセッション的聴覚で楽しんでみてくださいね♪

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪

今回もお読みいただきありがとうございました。

執筆は畠山勇一。またね!

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