こんにちは!
社会人ミュージシャン養成家の
和田貴志です。
今回のテーマは
【ギターとピアノが
ぶつかって
音が濁るのはなぜ?】
です。
バンドアンサンブルを
経験したことのある
ギタリスト、ピアニストは
多かれ少なかれ
この問題を感じたことが
あるのではないでしょうか?
もちろん、
「ギターとギター」
や
「ピアノとキーボード」
など、コード楽器
どうしでも同じです。
和音の出る楽器は、
一度に沢山の音が出る性質上、
どうしても一緒に演奏すると
音がぶつかって濁ってしまいます!
ところがこんな
問題を綺麗に解決し、
素晴らしいハーモニーを
創り上げるセンスのいい人も
世の中には存在します。
しかも、
【大抵即興でやっているのです!】
一見天才にしかできない
雲の上の話のように聞こえます。
が、種を明かしてしまうと、
実はシンプルな
法則にのっとって判断し、
プレイしていただけなのです。
その法則とは、
【どんなに複雑なコードも
4つに分類できる。】
これが和音楽器どうしが
ぶつからなくなる
ただ一つのコツです。
コードというのは、
大きく分けてしまうと
「落ち着きコード」
と
「盛り上がりコード」
しかありません。
落ち着きコードと言うのは、
そのコードで曲を
終らせられるコードのこと。
盛り上がりコードというのは、
落ち着きコードに
行きたがるので、
そこで終れないコードのこと。
そして、
この大基本の上に、
「テンション」
というものが出てきます。
コードネームの横に
9とか6とか出てくる
数字の事ですね。
でも、
【このテンションというのも、
実は2つしかありません。】
ナチュラルテンション
と
オルタードテンション」
の2つだけ。
因みに、この2つの
見分け方は簡単です。
♯や♭がついていなければ
ナチュラル。
ついていればオルタード。
たったこれだけ。
つまりコードと言うのは、
1「落ち着きコード」で
「ナチュラルテンション付き」
2「落ち着きコード」で
「オルタードテンション付き」
3「盛り上がりコード」で
「ナチュラルテンション付き」
4「盛り上がりコード」で
「オルタードテンション付き」
この4つの組み合わせしかないのです!
さらに補足すると、
2の組み合わせは
本当に特殊な場合のみしか
出てきません。
ほぼ無いと考えて
もらってOKです。
と言う事は、
【実質コードは3つしかないのです!】
こういう体系的な
知識がないと
コードブック丸覚えなどの
力技に頼らざるをえなくなり、
絶対にコード理論は
マスターできなくなります。
もっと言えば、
リアルタイムのアドリブで
パッと瞬間的に判断して使うのは
100%不可能です!
今回の内容だけで、ピン!ときて、
すぐコードワークに応用できる人は
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