
お気に入りに追加「伴奏を単音で作るために
コードの理論を勉強しなきゃ!」
なんて方、理論の前に
大事なポイントがあります。
今回はそんなテーマです。
こんにちは!
社会人ミュージシャン養成家の
和田貴志です。

今回のテーマは
「単音でのバッキングの作り方」
です。
単音でのバッキング、
かっこいいですね。
ギターでやるもよし、
管楽器でやるもよし。
“リフ”なんて
言われたりもしますね。
そんなリフを作るために
ハーモニーの理論が必要です。
でもそれ以上に
大事なポイントが2つあります。
1つ目のポイントとは
音量に注意すること!
あくまでバッキングです。
デカすぎるとその時点で
嫌な顔をされます!
聞こえるか聞こえないかくらいの
音量がオススメです!
2つ目のポイントは
メロディーを大きく
動かさないこと!
例を2つブルースの
進行で弾いてみました。
譜面の内容です。

音の動きを
小さくしている例では
各コードの特徴的な音を使って
他の音はなるべく動かしていません。
なるべく動かないようにすると
ソリストの邪魔しない
リフを作れるようになります。
これを心がけたうえで
ブルースのコードの
特徴的な音を入れています。
今回はCのブルースです。
コードトーンの特徴的な音は
C7:♭7(♭シ)
F7:♭3(♭ミ)
G7:7(シ)
これと1(ド)の音だけで
リフを作っています。

音の動きが大きい方は
各コードのルートと3度の
音で演奏しています。
こんな風に音の動きが大きいと
目立ちすぎてソリストの
邪魔になってしまいます。
なにより工夫がなくてダサいです。
今回のケースでしたら
ハーモニーの理論的には
合っていてる話です。
しかしそれだけではダサいし
周りの邪魔になるような
演奏にもなります。
「理論的に合っているから大丈夫!」
なんて方、それだけだと
不十分な場合があります。
理論は実際に使用する
シチュエーションまで含めて
覚えることが大事です。
ピンときた方、
ぜひ試してみてください。
