読者のみなさんこんにちは!
FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。
今回は
【初めて聴く曲のセッション的聞き方】
というお話。
目次
●自分の耳に入るパートの傾向を知る
●セッション的初聴きの仕方
●改めてアンテナをはる
●「まとめ」自分の聞かない曲を聞ける環境で…
【自分の耳に入るパートの傾向を知る】
初めてのアーティストのライブを見に行ったり、
CDやネットで音楽を聴いたり、
セッションバーに参加や見学で行ったり、
はたまた好きなジャンルの違う友達とカラオケなんかに行ったり、
まだ聞いたことのない曲を耳にする機会は結構ありますね!
そういう時まずどんなところに耳がいきますか?
パート単位で強いて上げるならば
僕は圧倒的に「ベース」を
聞いていることが多いです。
単純にベースというパートが好きで
ベースラインがカッコいいと思うものを
好き好んで聞いています。
音楽を聴く時はパソコンで聞いているので、
ベースが聞こえないことが多いですが…
もちろん、
ベースだけを聞いているわけではないです。
アンサンブルで聞いていることが前提ですが。
また、僕の場合は
初めて聴く時はほとんど歌詞の意味は入ってきません。
でも、言葉にもリズムがあるので、
リズムとして歌詞を覚えてしまうことは多々あります。
こういう場合は「歌詞全体の意味」は全く分かりません。
やはりリズム隊寄りの思考だなと常々思うところでは
ありますが、これが僕の傾向のようです。
【セッション的初聴きの仕方】
では、セッション的初聴きの仕方についてです
実際は上のような
「パート聴き」も「歌詞聴き」でもありませんが、
それらと同時にできることです。
それは、
「展開予測聴き」です。
イントロやAメロ、サビなど
曲には作曲者が考えに考えた
ドラマチックな展開があります。
多分無意識にやっている人も多いかと思いますが、
「次どう来る?」ということにフォーカスして
曲を聴いてみるのです。
最初は自分の耳に入るパートだけでもいいので
展開を追ってみると面白い発見があると思います。
【改めてアンテナをはる】
今回の話は
「そんなのいつもやっているよ」
という方も多いかもしれませんが、
意識すれば「なんだそんなことか」ということに
改めてアンテナとはるのはとても大事なことです。
人間の感性は自分の都合良くものを隠します。
感じているのに感じてないことにしてしまうのです。
そうしないと情報が多く入りすぎてパンクしてしまうからです。
耳もそうです、
本当は全部バランスよく聞こえているのに、
フォーカスする部分を変えるだけで聞こえ方
聞き方が変わってきます。
再新再生はマンネリ打破の最も効果的な手段です。
普段やっていることをもう一度見直してみるのも
たまには必要ですね!
【「まとめ」自分の聞かない曲を聞ける環境で…】
友達とカラオケに行かない理由で
「好きなジャンルが違って楽しめないから」というものを
よく耳にします。
そして、一緒に行っても自分の歌う番以外は
退屈そうにしている人もみたことはあります。
そういうのを見ると
「
歌う側も歌を聞く側も楽しめない。
なんて状況になる人もいますね。
音楽やってない人はそれでも仕方が無いかもしれませんが、
この文章を読んでいる人は少なくとも楽器演奏に興味がある人のは
もし「興味ない歌は退屈してしまう」という傾向があるならば、
せっかくなので、
今回の「展開予測聴き」を試してみて下さい!
なかなか、普段の生活で
全く興味のなかったジャンルを
じっくり聴く機会はありません。
自分自身の発想からはその行動は生まれにくいからです。
僕はほとんど行きませんが、
カラオケはそういう意味では、
全く興味のなかった曲を
フルコーラスで丸々聴く環境とも言えます。
もちろんセッションバーでの
セッションなんかを見ている時も同じことが言えますね♪
もしこういう環境に出くわした時は
ぜひ「展開予測聴き」で曲を楽しんでみて下さい!
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一。またね!