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ライブレポート「オルガントリオを見て」

Posted on 2014年6月26日 Posted in FTJS!ジャムセッション講座Blog, アドリブのコツ
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ハモンド

読者のみなさんこんにちは!

FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。

今回は

【ライブレポート「オルガントリオを見て」】
というお話。

吉祥寺には「サムタイム」という老舗のジャズクラブがあり、
そこで毎月ワンコインでライブが見られる企画をやっているので
今月も見に行きました。

この企画は、ザックリ言うと
第一線で活躍するジャズミュージシャンのプレイを見てもらい
安いチャージで若い人にもジャズの楽しさを知ってもらおう!
そして、ゆくゆくは海外の有名なミュージシャンを吉祥寺に呼んで
吉祥寺をジャズの街にしてしまおう!
というようなコンセプトで企画されているようです。

なんだかそれを聞くだけでもわくわくしちゃいますね♪

そこでのライブを見て感じたことのことの中から
各楽器のポイント一つずつピックアップして書いていきます。


今回のメンバーは
金子 雄太さん オルガン
岡 淳(まこと)さん テナーサックス、フルート
横山 和明さん ドラム
のトリオでした。


目次
●オルガンのいるトリオ「ハモンドオルガンについて」
●フレーズを歌うを体現する「吹奏楽器について」
●音作りの違い「ドラムについて」
●「まとめ」ライブとは?



【オルガンのいるトリオ「ハモンドオルガンについて」】

オルガンと言われてもピンとこない方もいるかと思うので
簡単に豆知識を。

今回使われていたのはハモンドオルガンと呼ばれるもの。
小学校なんかにおいてあるリードオルガンとは違います。
(この記事ではこのハモンドオルガンのことを単にオルガンと記しています。)

ハモンドオルガンは教会にある
パイプオルガンの代わりとして発明された電子楽器です。

高価なパイプオルガンを設置できない黒人地区の教会に導入され、
ゴスペル音楽とともに普及していきました。

幼少から教会などで慣れ親しんできた子供達がミュージシャンになり、
ジャズやロックなどに取り入れられるようになっていきました。

ピアノと構造が違い
鍵盤が2段になっており、さらには足下にも足鍵盤があります。
両手両足を駆使して演奏します。

また、パイプオルガンの音が左右に動いて聞こえるということから開発された
「レスリースピーカー」という回転式のスピーカーを使うのも特徴です。

まとめると、ハモンドオルガンは
・倍音成分を多彩にコントロールしてだす太い音色
・減衰しない持続音と回転するように聞こえるサウンド
・両手両足を駆使した演奏スタイル

という特徴から、そのサウンドには根強い人気があります。
僕もオルガンは弾けませんが音色がとっても好きですし、
憧れている楽器No.1です。

構造のところで出てきましたが、
手元に2段、足下にも鍵盤があり、
左手や足を駆使して「ベース」を担当します。

今回のライブでは
バッキング時の基本スタイルは足はサブで使い、
左手で常に4ビートのウォーキングベースを弾き
右手でコードバッキングするというスタイルでした。

アドリブソロ時は
右手で上段の鍵盤を使いメロディ
左手で下段の鍵盤を使いコード
左足でベースライン
(ちなみにオルガンはタッチで音が変わらないので
ペダルを使って右足でボリュームを操作します。)

という完全に両手両足フルに使ったプレイを見せてくれました。

一般的な編成で入るベースギターと
役割に大差はありませんが、
音色が全然違うので、
また面白い独特のグルーヴ感をもつ編成だと思いました。


あと、単純にオルガンは一人でも遊べる楽器なので、
普段引きこもりな僕としてはとっても興味がある楽器でした(笑)

【フレーズを歌うを体現する「吹奏楽器について」】

まさにフレーズを歌うを披露してくれたのは
サックス奏者の岡さんでした。

フルートに持ち替えて演奏した曲があったのです。

それで、アドリブの仕掛けとして
ドラムとオルガンがブレイク(演奏を止めること)して
フルートの長尺の単独ソロが始まったんです。

フルートは構造上マイクを口元の近くに設置してあるのですが。
フルートの音色に混ざって「鼻歌」が聞こえてくるんですよ。
しかもフルートの音色とばっちり合ってる鼻歌。

そこからあえてなのか、突発的なアドリブだったのか分かりませんが
そのままどんどん鼻歌が大きくなっていき、
しまいにはフルートを構えて指も動かしているんだけどフルートは吹かず、
スキャットで歌ってました!

観客も大爆笑で拍手喝采。
お笑いもとりつつ、
でもすごいのはフルートと鼻歌のフレーズの
イメージが完全にシンクロしていたこと。

なので、聞いている側としては
フルートから鼻歌、スキャットまで
全てがフルートから出ているような
そんな印象さえ受けました。

FTJS!でも「フレーズを歌えることが大事」
なんて話を良くしていますが、
その大事さを実感させてくれるプレイでした。

【音作りの違い「ドラムについて」】


ドラムについては一番は
音作りの違いが一番印象的でした。


これ、ドラマー以外の人は
気にも留めないことなのかも知れませんが、


ロックドラムとジャズドラムって
見た目同じ形しててもセッティングが全然違います。

一般的なスタジオにおいてあるのは
ロック仕様のドラムです。

僕もなんどかジャズバーや
ジャズドラムのおいてある練習スタジオ(結構珍しい)
に行った時に実際に叩いたことがありますが、
全く違います。

細かい話をしてもあれなので、
端的にまとめると
ロックのドラムは強烈なパワーを出しても
しまりの良いサウンドになるように設定されていて

ジャズのドラムセットは
繊細な叩き分けが出来るように設定されています。

セットの違いは歌わせ方の違いにも影響してきます。
もしジャズ的なフィーリングを身につけたいならば、
ジャズのセットで演奏する機会を設けてみてください。

セットの違いのニュアンスの違いは
ギターで言えば、クリーンな音色か歪んだ音か、
キーボードで言えば、生ピの音かエレピの音か
ってくらい変わります。

もちろん、
ジャズドラマーは叩き方が非常に表現豊かだから
様々な音色がだせているのが大前提ですけどね!


【「まとめ」ライブとは?】

本当に第一印象程度でしたが、振り返れば結構な文章量(汗)

最後に

このライブイベントでは「ライブとは?」という
お題目で一言コメントすることになっているようです。(笑)

そこで印象的だったのがドラマーの横山さんのことば

「ライブとは今から作り上げるもののプロセスを
そこにいる演奏者、聴衆みんなで共有し楽しむもの」
といっていました。

これはジャズ限らず、
アドリブに限らず、
音楽に限らず
「ライブ」と名のつくもの全てに言えることですね。

たとえ完成しているものを再現するライブでも、
そこに流れる時間、空気、熱気に混ざることで、
その場限りの一大スペクタクルが生み出される。

ライブの楽しさはライブでしか楽しめない!

非常に良い言葉だなと思い。
心のノートに書き留めたのでした。


今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪

今回もお読みいただきありがとうございました。

執筆は畠山勇一。またね!

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