

読者のみなさんこんにちは!
FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。
今回は
【一流プレイヤーの音に秘められたもの】
というお話。
先日、吉祥寺のジャズのライブハウスで
プロのライブを見てきました。
ギターとボーカル(&ピアノ)のデュオでした。
リズム隊をメインにやっている僕は
今まであまりこのような
デュオのライブを見にいくことは全くなかったので、
非常に新鮮な体験になりました。
その時の僕なりに感じたことを書いていきます。
目次
●全てが聞こえる音
●タッチの違い
●生で聞く感動
●「まとめ」オールラウンドな視点を手に入れることが大事!
【全てが聞こえる音】
編成は
ボーカリストの椎名順平さん
(メインはボーカルなのでピアノは少々でした。)
と
ギタリストの小沼ようすけさんのお二人だけ。
椎名さんはR&Bシンガーということで、
R&Bテイストなものが多かったようにですが、
小沼さんのソロギターによるジャズなども聞かせてくれました。
たった2人
しかし、全てが聞こえて来た
それが僕の感想です。
全てっていうとなんか漠然としすぎていますが、
デュオでありながら、
通常のアンサンブルに負けないくらい強烈に
メロディ、ハーモニー、そしてリズム、の要素が
聞こえて来たのです。
実際にギター一本で
オクターバーという実際の音より
1~2オクターブ低い音を出せるエフェクターを使って
ギターでは出せない低音(ベースの音域)を出し、
なおかつ
ルーパーやループステーションなんて呼ばれる
エフェクターで
その低音のベースラインを
ループさせてベースがいるかのような
アンサンブルに仕上げている場面もありました。
また、ギターソロの曲の時に
ヴォーカルの椎名さんが
ボイスパーカッションで
心地よいリズムで絡んでいく場面も。
これらは
ベースやドラムに対しての
造詣が深くないとできないことです。
そのような要素が相まって
少ない音の中で
足し算引き算をして
非常に豊かなストーリー展開を作り出していたのです。
【タッチの違い】
また、アマチュアプレイヤーの大きな差として
楽器を演奏する「タッチ」が全く違うことにも
強く感じました。
もちろん機材なども
それなりのものを使っているのでしょうけど、
ギターを弾くタッチが
非常に繊細なんだけど
太くて存在感のある音になっていました。
楽器演奏は「脱力」が基本になっておりますが、
どんなに速いパッセージでも
脱力して、安定したテンポ
安定していながらもダイナミックなタッチで
演奏できるのがプロの演奏なんだなと痛感しました。
【生で聞く感動】
ガッツリとしたアドリブというよりは
ヴォーカルとのデュオなので
わりと歌を聴かせる曲が多かったのですが、
セットリストはギターの小沼さんに委ねられ
曲順は出たとこ勝負での演奏
エンディングの繰り返しなどで、
スキャットとギターでの絡みなどで
何展開も盛り上がった後アイコンタクトで終わったりと
そのライブの構成自体が
アドリブ要素満載だったのでした。
MCで「ライブとは」という
お題目でお二人が会話していたのですが、
簡単にまとめると
椎名さんは
日々新しく作り出すものとおっしゃっていました。
たとえ同じセットリストでも
昨日と今日では違うものを作り上げる楽しみなのだそうです。
小沼さんは
悲しさがあるから嬉しさが際立つように
ダメな出来の演奏もあるからいい出来の演奏が最高に気持ちよい
いい日もダメな日もひっくるめて楽しむのがライブなのだそうです
かなり簡単に自分の言葉でまとめてしまいましたが、
非常に感銘を受けたお二人のトークでした。
【「まとめ」オールラウンドな視点を手に入れることが大事!】
お二人の演奏を聴いての
日々に活かせることといえば、
巡り巡って
「オールラウンドな視点を手に入れることが大事!」
ということでした。
「オールラウンドな視点」
つまり、
マルチプレイヤー的ないろんな楽器への理解です。
アンサンブルは他の楽器の要素があって成り立ちます。
たとえ1パートでの演奏でも、
他の楽器の要素・役割を知っているか知っていないかで
演奏に大きな差が出ます。
なので、何か音楽を鑑賞する時は
1つのパートだけを聞いて終わりにするのではなく
アンサンブルのまとまりを聞くように心がけたいですね。
とはいえ、少なくとも僕は
そんなに鋭い耳を持っているわけでもなく
分析力も大してないので、
いろんな楽器を実際に演奏することを通して
理解を深めていけたらいいなと思いました。
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一。またね!