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音楽理論は曲の共通項を知るために使おう

Posted on 2014年5月3日 Posted in FTJS!ジャムセッション講座Blog, アドリブのコツ
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DSC_0804 (1)

読者のみなさんこんにちは!

FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。

さてさて、今回は
【音楽理論は曲の共通項を知るために使おう】
というお話。

前回、音楽理論は後づけの説明書みたいなものだ
というお話をしました。
前回の内容はこちら。
https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=8799

今回はまた別の切り口から音楽理論の話をしていきます。

「共通項」をみつけることに使うと
曲の記憶やアドリブ対応能力を強化する力になる。

せっかく身につけるなら、
そんな風に使いたいですね!

目次
●あの曲とあの曲は理論的には同じ!?
●音楽理論は曲の共通項を知るために使おう
●現場では理論に囚われない
●音楽理論がよくわかるかもしれない「まとめ」

【あの曲とあの曲は理論的には同じ!?】

突然ですが、
ベースリフが印象的な名曲「スタンドバイミー」と
ジャズの定番「A列車で行こう!」のAメロ

理論的には実は同じなんです。

スタンドバイミーは
|C|C|Am|Am|
|F|G|C|C|
の8小節です。
※キーを統一するために
 キーCで書いています。

一方
A列車のAメロは

|C|C|D7|D7|
|Dm|G|C (A7|Dm G)|
の8小節です。

どゆこと?
キーを統一しても
全然同じには見えない!
ってなりますよね?

コードの細かい解説は
それこそFTJS!の理論講座を受けて頂く必要が
ありますので、ここでは省きますが(笑)

この一見共通項のないコード進行から
規則性を見つけ出すことが出来るのが
音楽理論なのです。

【音楽理論は曲の共通項を知るために使おう】

この2つのコード進行の共通項はズバリ!
「コードの盛り上がりのストーリーが同じ」なのです。

コードの種類をザックリ
「落ち着きコード」
「やや盛り上がりコード」
「ガッツリ盛り上がりコード」
と3つにわけるとしましょう。

そうすると、
実は両方とも
最初の4小節は途中でコードが変わってるけど、
「落ち着きコード」※(落)
5小節目が
「やや盛り上がりコード」※(盛)
6小節目が
「ガッツリ盛り上がりコード」※(ガツ)

最後の2小節はA列車は複雑になっていますが、
これは「また、Cに戻ってきますよ~」というのを強く出しているだけです。
なので省いてしまって「落ち着きコード」としておきましょう。

そうなるとどちらも

|(落)|(落)|(落)|(落)|
|(盛)|(ガツ)|(落)|(落)|

というコード進行なんです。

これが、音楽理論を駆使して
難しいものを簡単なものに変えてしまうコツです。

なんで?と思う方も多いかと思いますが、
「代理コード」という理論が生きてきます。
気になって夜も眠れない人もいるかと思いますが、
音楽理論はあらゆる人があらゆる手段で
ネットで解説していますので、
そちらにお任せします。

なんども言いますが
ここでは細かい理論の話はしませんからね(笑)

【現場では理論に囚われない】

細かい理論の話はしないのに、
なんで、今回この話題なのか?
ということですが、

現場、特にアドリブセッションの場において
理論を気にしながら演奏することは
演奏技術も理論の知識も相当な上級者でないと難しいのです。

まずは、「現場では理論に囚われない」
これが非常に重要なことなのです。

上の話に戻れば、
例えば、ソロをとる時に
コードを1つ1つ追っていたらとてもじゃないけれど、
コードを追うだけで精一杯になり、
全然自由なアドリブにはなりません。
※コードバッキングではそれは重要ですが。

「最初の4小節は落ち着き!どーん。
 5~6小節と徐々に盛り上がっていきまた落ち着き!どーん」

これくらい大きく構えないと、
ソリストだって、リズム隊だって、
コード譜面とにらめっこして終わってしまいます。

理論に囚われないための理論を知る。
これが大事です。

【音楽理論との向き合い方を考える「まとめ」】

何が上級者で何が中級者なのか
なんて、定義はありませんが、

「複雑なものをシンプルに落とし込んで
 アドリブに活かせるものにする」

これが上級者の音楽理論の使い方なのではないか
と僕は思います。

つまり、やっぱり
音楽理論は中途半端に知ってしまうと、
それに囚われてしまうことが多いのです。

いっそのこと理論なんか知らずに(知らせずに)
「最初の4小節落ち着き!どーん!」の方が
自由なアドリブとれる人は多いです。
(現にそうやってジャムセッションを
楽しめちゃった人が講座でも何人もいらっしゃいました。)

…こんなこと言ってる僕ですが、
ギターを自宅練習している時は、
いろんなコードフォームやソロのポジションを
理論的に探して練習していますが、
本番になると何処に何の音があったか
分からなくなってしまうので、(超初心者 笑)

いっそ「どーん!」と勢いで
演奏してしまっている時は多々あります。(笑)

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪

今回もお読みいただきありがとうございました。

執筆は畠山勇一でした。

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