FTJS!の大島直樹です
前回のこれジャムより
ジャムセッションの上達と
レコーディングとの相乗効果について
お伝えしております!
前回
「ジャムセッションとレコーディングの関係~本番力編~!?」
https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=8538
前回ちょっと触れましたが
ローディー(=プロの人の付き人およびアシスタント)
をやっていた頃のレコーディングの
淡い思ひ出エピソートを先にひとつお送りします(笑)
その日は
教則本の音源のレコーディングで
朝早くから丸一日中スタジオに籠るスケジュール
重い機材運んでセッティングして
演奏環境を整えたら
「よし大島、朝ご飯買ってきて!」と言われダッシュ!
午前の作業も順調で昼近くになったら
「大島、昼ご飯買ってきて!」と言われダッシュ!
午後も順調にスタート!ティータイムには
「大島、ス○バでコーヒー買ってきて!」と言われダッシュ!
そのうち、いつの間にか外も暗くなってきて
「大島、夕飯買ってきて!」と言われダッシュ!
実質的なお手伝いよりも
食料の買い出しに奔走した
音楽青春時代のとある一日でした
注:ローディはご飯を買い出しに行くだけの
仕事ではありません(笑)
はい、そして肝心の本題です!
ジャムセッションをしていくと
「曲の構成の把握する能力が向上します」
ジャムセッションは
ストーリー展開がとても重要です!
バンドとどう絡むか?
ソロの構成をどうするか?
どうやって盛り上げか?
など
どう展開していくかが
良いセッションのための
とても大切なポイント
セッションに慣れてくほどに
演奏が始まった瞬間から
どういう風に曲を展開していくのかと
常に先を意識しながら
大まかなストーリーのイメージをしています
逆に言うと
今、その瞬間に何をしようかと
考えているのでは
リアルタイムで進んで行くジャムセッションでは
遅い!ということになります。
もちろん途中で周りとの駆け引きも
出てくるので完全に自分の思い通りにはならないのが
ジャムセッションのおもしろい所でもあるのですが
何が起ころうといずれにせよ
全体を大きく見渡しながら
常に先のことを意識することが
レコーディングでも大いに役立ってきます!
譜面を追ってその場を
どうやって弾くかで
意識がいっぱで
音を当てはめていく!
そんな感覚だったものが
この曲の一番の聞かせどころは??
次のセクションはどうやって弾くのが
いい演出になるだろうか?
というように
曲単位で大きく構成を捉えるようになり
先を意識しながら弾くことによって
楽に進行を把握できるようになります。
これに慣れるには少し時間がかかりますが
セッション的な演奏の視点が
レコーディングでも
こんな相乗効果が生まれます!
自分でこれから作ろうと思っている曲や
お友達の曲に参加する際にでも
ぜひ参考にしてみてください!
それでは~
大島直樹