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【a night in tunigia 曲解説】

Posted on 2014年4月6日 Posted in スタンダードナンバー攻略
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まずは曲を聴いてみましょう!



曲リンク



コード進行をチェックしましょう!

anightinthunigia



ディグリーの詳細はこちら



「リズムサイドのポイント」



この曲の最大の特徴は何といっても

「ラテンのリズム!」



さらに詳細に言うならば、

「アフロキューバン」というリズムが採用されています。



それだけかと思いきや、

「Bメロ」と

テーマのみに出てくる「Cメロ」は

「リズムチェンジ」して、

「4ビート」に変わります。



この「リズムチェンジ」が

この曲の肝です。



また、ラテン御用達のコード進行

「Im-II♭7」を

ひっくり返した感じで、

イントロ、そしてAメロにはいります。



ベースの「ラテンリフ」が

この動きを分かりやすく出しています。



なのでベースを基本にして、

ドラム、ピアノ等が絡むイメージだと

リズムが安定しやすいでしょう。



また、管楽器やピアノ、ギターなど

メロディの出せる楽器は、

お決まりの「リフ」があります。



これはイントロのお決まりなので、

余裕があれば覚えておくと良いでしょう。



また「AメロからBメロへのリズムチェンジ」

「BメロからAメロへのリズムの戻し」は

やはりコツがあります。



そのコツとは、

「フィルインで次のリズムを予告する事!」



小節の頭からいきなり

リズムパターンを変えるのではなく、

その前から「フィルイン」をとおして

徐々に変えて行く!



この予告があると、

バンド全体が一体になりやすいです。



特にドラマーはこの点を気をつけると、

とてもまとまりのあるバンドアンサンブルになります!



また補足として、

アドリブに入ると全て「4ビート」

になることもありますので、

事前に確認しておくことも大事です。





「リードサイドのポイント」



この曲でアドリブソロをとる場合、

ポイントは3つあります。



【1 ラテンコード対策】

【2 転調マイナー2-5対策】

【3 リズムチェンジ対策】



【1 ラテンコード対策】から解説します。



「Aメロ」のコード進行は

「ラテンでお決まりのコード進行」です。



そして、このコード進行上でソロをとる時は

スケールの選択が大事になります。



まずスケール一発で大きく歌う場合、

1 「メジャースケール(ナチュラルマイナー)」+「ブルーノート♭3」

2 「フリジアンスケール」



の2択があります。

1はシンプルにF(Dm)のメジャースケール(ナチュラルマイナースケール)

に♭3のブルーノートを入れて、

ブルージーに一発で歌う方法。



2は♭2の音が入っているので

♭II7のコードと相性のよい

「フリジアンスケール」一発でアドリブする方法です。



1はまさにブルージーなイメージ。

2は少しスパニッシュというか、

民族的な響きになります。



両方とも押えておくと、

ストーリー展開などに応用しやすくなるので

是非覚えておいてください。



またコードに沿った

「ビバップ」的フレージングもできます。



♭II7を「裏コード」と捉えて、

ここで「オルタード」を使うと、

バッチリコードに沿ったフレーズになります。



また、ジャズ的なフィーリングになるので、

アドリブ全般のリズムが

「4ビート」に統一されてしまう場合は、

使ってみると良いかもしれません。



【2 転調マイナー2-5対策】について解説します。



この曲のメインキーはDm(F)



ここから「Bメロ」の中で、

「4度転調」(キーGm(B♭))

「短3度転調」(キーFm(A♭))



というまさにお手本のような

転調が組み込まれています。



そして、Dmに戻ってくる部分も含めて

合計3度転調しています。



ここの対応方法ですが、



1「メジャースケールを転調させて対応」

2「マイナー2-5フレーズでそれぞれ対応」



の2つの方法が主になります。



1はシンプルで、

各転調に合わせて、

「F→B♭→A♭」と

「メジャースケール」を転調させていく

シンプルな転調です。



この時、スケールを

ただ上下するような転調ではなく、

「ピボットトーン」(前の調と転調先の調で共通の音を使った転調)

や、

「半音か一音の動きでスムーズに次のスケールに転調」

するような動きを練習すると、

とてもセンスのいい、自然な転調になります。



また、モロに「ビバップ」的アプローチで

「マイナー2-5フレーズ」を

そのままハメてしまうのも一つの手です。



「バップフレーズ」は

コードを単音で演奏しているようなものなので、

非常にコード感が出て、転調していく感じが

くっきり聞こえてきます。



これはこれでカッコいいので、

余裕があれば、是非チャレンジしてみて下さい。





【3 リズムチェンジ対策】について解説します。



これはリズム隊と全く同じコツです。



「AメロからBメロ」

「BメロからAメロ」

それぞれの「リズムチェンジ」時に



小節の頭からいきなり

リズムを変えるのではなく、

その前からメロディのグルーヴを

徐々に変えて行く!



この予告があると、

バンド全体が一体になりやすいです。



是非意識して練習してみて下さい!





「ストーリー展開」



この曲は基本とも言える

「AABA展開」でアドリブされます。



そして、既にお気づきのように、

「Aメロ」は「ラテン(アフロキューバン)」

「Bメロ」は「4ビート」



という風にリズムチェンジが施されています。



なので、必然的に

このチェンジに反応する形で

ストーリー展開することがポイントになります!



まずは1コーラスで2段階のストーリー展開を作りましょう。



1コーラス

【前半AA】「」

【後半B】「」

【最後のA】「」



このようにセクションごとに

アプローチを整理しておくと

余裕をもって周りを聞けると思います。



さらに慣れてきたら、

2コーラスの長尺ソロにもチャレンジ!



1コーラス目

【前半AA】「」

【後半B】「」

【盛り上げのA】「」



2コーラス目

【前半AA】「」

【後半B】「」

【落としのA】「」



この虫食いをそれぞれ埋めて、

リズムチェンジをバッチリ反映した

カッコいいアドリブをプレイしていってください!

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