FTJS!の大島直樹です。
春らしい麗らかな陽気とは裏腹に
花粉の恐怖に怯える日々を過ごしております(笑)
ということで、今日のテーマいってみましょう!
「ギターとピアノが一緒に伴奏する時のバランス」
についてです!!
これも、もう最初に答えを言ってしまうと
「担当する音域を分担する」です!
例によって僕の
悲しき体験談をまずはお送り致します(笑)
歌ものバンドの時にずいぶん苦しんだ悩みでした
ピアノボーカル
ドラム
ベース
ギター
の四人編成のバンドだったのですが
ギター伴奏がアンサンブルの中で馴染まないんですよ、全然
アンサンブルはごちゃごちゃして聞こえる上に
ギターが浮いてる感じ
言葉で表現しきれないのが残念ですが(笑)
環境のせいかと思ったけど
どのスタジオでも症状は同じ
ライブハウスくらい広くて音が響くところになると
この症状はさらに顕著にでてくる…
この馴染まずにギターが図々しく鳴ってる感じが
ボーカルを邪魔してないか
気になってしょうがない僕は
演奏中ひたすらボリュームの調整に必死
そうなるとプレイも散漫
音色がいけないのかと
アンプのつまみを演奏中
逐一調整するものだから
全く集中できず(笑)
弾き方が悪いのかと
恐る恐る演奏すると
なんだか自信のない
ミスタッチのような演奏になり
そうなるともう踏んだり蹴ったりで
演奏を楽しむとは程遠いところで
地団駄踏んでいました(笑)
この原因が
「音域分担」
ができていないことにありました!
ピアノはもともと
一人で弾き語りしてたときの
低い音域から高い音域まで
幅広くガッツリ使っているアレンジを
そのままバンド演奏に入れ込んでいました
僕は僕で
ギターのローコードを堂々とぶっ放していたので
完全に音域がピアノとギターで被っていて
互いに干渉していたのが原因でした!
そこで必要なのが音域を分けて演奏すること!
ピアノが低中音域でコードを弾いていたら
ギターはちょっと上の高音よりの音選びをする
ギターがローコードを弾いていたら
ピアノが少し上の音域を弾いてあげる
この弾き分けができるだけで
バンドアンサンブルはスッキリ!!
だけど音圧とハーモニーはしっかり出てる!!
そんなサウンドになります!
また
どうしても
その場でアレンジが難しかったりする時は
「弾かない」もしくは「極限までシンプル」
にすることがセッション的アンサンブルのポイントになります!
歌ものバンドであればボーカルも歌いやすく抜けやすいサウンドに
セッションでもソリストがソロをとりやすい
気持ちのいいアンサンブルになります。
また自宅でPCで曲作りやレコーディングを
される方も
この音域の被りを意識してアレンジしてあげると
バランスがよい音源になると思います!
アンサンブルでの調和とれたサウンドの作り方には
他にもいろいろ方法はあるかと思いますが
まずは
「音域の分担」
に注目してみるといいかもしれませんね
ぜひチェックしてみてください!!
大島直樹