こんにちは、畠山勇一です。
FTJS!に通って下さっている方で、
コミュニケーション関連の販売をしている営業マンがいます。
その方が以前お話されていた事が非常に印象的だったので、
僕なりにセッション的に切っていこうと思います。
その時に話されていたのは、
「会話のスピードやトーンについて」
営業マンが気をつけているポイントとして、
テレアポや商談の時に
「相手のスピードやトーンを合わせるようにする」のだそうです。
落ち着いた口調で、ゆったり話す人には
こちらも落ち着いた口調でゆっくりと会話をする。
話をゆったり聞いているような時間的な余裕がなく、はやく話す人には
なるべく端的に、相手のテンポに合わせてはやく話す。
そうやって、
相手のスピードやトーンに合わせると、
「信頼して安心できる」のだそうです。
いわゆるミラーリングというものでしょうか。
その方も言っておりましたが、
これは日常生活にも活かせる事ですよね。
逆の立場で考えると
自分のトーンや会話スピードを基準として、
自分よりはやいスピードで、トーンも高い口調で話されると
なんだか、急かされているような、時には怒られているような
そんな印象を受けたりします。
逆に自分よりもゆったりしたスピードでトーンも低かったりすると
もうちょっと急いで話してくれないかなとか
モゴモゴしてないでハキハキ話して欲しいなとか
思ってしまったりします。
もちろん、どちらにおいてもそんな事ばかりではありませんが、
特に自分に余裕がない時なんかはそんな風に思ってしまう事が
増えるような気がします。
ということは相手も同じように思っている可能性もあるってことですよね。
なので、
相手がどんなスピードやトーンで話しているのか、
そこに注目するのは非常に大切な事なのだなと納得しました。
(納得したからといって、実践するのは難しいです…)
では、ジャムセッションに置き換えるとどんな学びが得られそうか?
僕が真っ先に思い浮かんだ事は
「ハシらなくなる」
そんな気がしました。
ハシるとは音楽の専門用語で、
演奏しているテンポから次第に次第に速くなってしまい、
意図せず、いつもよりも速いテンポで演奏してしまう現象。
(逆を「モタる」と言います。)
サビに入ると、ハイになって全体速くなってしまうなんて事はよくあります。
もうそれはある意味連帯責任です(笑)
ジャムセッションで問題なのは周りの音が聞こえず
ドンドン一人でハシっていってしまう事。
ハシる原因はテクニック面、精神面、リズム感、
いろいろと考えられるのでこれだけで解決はしませんが、
「相手のスピードに合わせる気持ちでよく聞いて会話する」
つまり
「バンドメンバーのテンポ、リズムをよく聞いて演奏する」
ということが
アンサンブルでハシらないコツの1つではないかと思いました。
ハシってしまう人で思い当たる節がある人は
「メンバーの演奏を聞きすぎて逆にモタってしまう」くらいの気持ちで
よく聞いて演奏してみる事をお勧めします。
今回のまとめ
・会話では相手の口調のスピードやトーンに合わせると相手は安心する。
・ここちよい会話を楽しむならば、お互いに相手のトーンやスピードに合わせるとよい。
・「バンドメンバーのテンポ、リズムをよく聞いて演奏する」アンサンブルでハシらなくなる。
ジャムセッション=(音での)コミュニケーションなので
日々の生活の中でもいろいろと発見がありますね☆
今回の内容が少しでも役立って
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。