こんにちは、畠山勇一です。
さてさて、今回のテーマは
【SNSから学ぶ、ジャムセッションの落とし穴を回避する方法】
mixi、Twitter、Facebook、Google+…
今や生活の一部となっている人も多いSNS
これジャム読者の方もTwitterやFacebookから
このメルマガを知った人も多いのではないでしょうか?
友達や有名人の日常や
豆知識的な雑学や小ネタ
最新情報
様々なものがタイムラインという流れの中に
洪水のようになだれ込んできます。
SNSは受動的に情報が常に流れ込んできます。
有益な情報やハッピーな情報もキャッチできる反面
よくよく考えてみるとほとんど必要ない情報や、
不快になるような情報までも無差別に流れ込んできます。
そんな雑多なタイムラインを追っかけていると膨大な時間を消費してしまう。
情報を辞書のように知りたいものを知るというよりも
気づいたら情報の雑音だらけになってしまっています。
SNSを活用している人で、
そんなタイムラインになっている人多くないですか?
それを全部目を通すのも
流してみるのも個人の自由ではありますが、
では、ここに
「制限時間内に自分に必要な情報を得る」という条件を
つけたらあなたはどうしますか?
実はこの状況はジャムセッションと非常に良く似ています。
ジャムセッションは大筋こそ決めるものの
基本「アドリブ(即興)」で演奏されます。
それはつまり、
あえて悪い言い方をすれば、
「みんながみんな(大筋には沿って)思い思いに演奏する」という事です。
その先何が起こるかも分からなければ、
四方八方で楽器同士の会話が交錯する。
ジャムセッションはそんな情報の渦巻きなのです。
しかも、
ジャムセッションにはインテンポという時間制限があります。
ここには大きな大きな落とし穴があります!
特に周りに意識が行くようになって来た
初級〜中級プレイヤーはご用心!
なぜなら、
「情報が多すぎて、何を拾っていいのかさっぱり分からなくてパニック」
という状況になるからです。
こういうとき、
それこそSNSユーザーのみなさんはこんな風に処理していませんか?
「テーマをきめて(=あたりを付けて)情報を絞る」
たとえば、
「ギターテクの情報が知りたい」とかであれば、
ざっとタイムラインを流し読みしても
「ギター」という文字や画像、
「ペンタ」などの音楽的専門用語などに焦点が絞られると思います。
そして、欲しい情報は目に飛び込んで来たりします。
それと同じで、
ジャムセッションでも
そこに渦巻いている全ての情報を取り入れようとせず、
まずは
リズムならリズム、ギターの音色ならギターの音色
とテーマを1つ〜2つに絞って演奏に参加するのです。
もちろん、
「前半はリズム隊に、後半はソリストに絞る」など
時間の中で別のテーマに切り替えてもOKです。
限られた時間の中でどうやって情報を処理していくのか
それを考えるのが大事なのです。
今回のまとめ
・SNSは洪水のように情報が押し寄せてくるもの
・SNSも情報を絞る事が重要
・ジャムセッションは様々な役割から情報が「インテンポ」で押し寄せてくるもの
・まずは、1つや2つの焦点に絞って聞き取れるようにしていく
知りたい情報もそうでない情報も一瞬で飛び込んでくるからこそ
「自分で選ぶ」これが非常に大切だと思います。
今回の内容が少しでも役立って
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。