答えから行きましょう!
ずばり「堂々と演奏する」ということ。
これは最初にまず身につけたいものでありながら、
ずっと求め続けるものでもあります。
(僕なんかは新しい環境に激弱なので特に…笑)
以前、長く通ってくださっている生徒さんと
お話をする機会があったのですが、
その時に聞いた話がとても印象的でした。
社会人になってから楽器を始めて、
自身のバンド仲間やFTJS!の他の生徒さんよりも
テクニック面で劣っている事が
大人になってから楽器を始めた事に
引け目を感じている様子でした。
だけども、
「でも、堂々と演奏できるようにはなった」と
よく知らない曲やリズム、コードでも、
テーマがうやむやでも、
とりあえずチャレンジしてみよう!って
思えるようになったようです。
では、実際にその方の演奏がどうなのかというと…
確かに、超絶的なテクニックは持っていません。
そういう意味ではネタは少ないかもしれません。
しかし!
なにより、誰より
「表現が分かりやすい!」
また、そのお方がテーマ演奏し、
セッションリーダー的なポジションに近いほど、
「頼もしい!」
そして一番
「楽しそう!」
そんなように僕はいつも思うのです。
演奏に加わるだけでなんだか
バンドの空気が良くなってまとまる。
そんな力も感じるのです。
それは、やっぱり、
たとえシンプルなフレーズだとしても
表情やアイコンタクト、
ボディランゲージなどを使って
「これが自分の音なんだ!」って
堂々と演奏してくれるからこそ
バンドメンバーに伝わって
相乗効果で盛り上がるし、
オーディエンスにも伝わって
拍手が巻き起こる!
会場が1つになるのです。
だから、
ジャムセッションで最初に身につけるべきたった1つのことは
「堂々と演奏する」
その気持ちを持つという言う事なのではないか、
そう思いました。
少しでも参考になれれば幸いです。
今回のまとめ
・堂々と演奏する人は「分かりやすい」
・堂々と演奏する人は「頼もしい」
・堂々と演奏する人は「楽しそう」
学生のとき僕は
答えは分かっているのに、
自信がなくてビクビクおどおど手を挙げるタイプでした。
そうすると、
やっぱり当ててもらえないものです。
いざ当たっても、
声が裏返ったりしたりして、
なんだかぎこちない、そんな回答をしてしまうのです。
そうやってどんどん自信を喪失していきました。
昔の僕がもし「堂々と手を挙げて発言」できたなら
また違った未来があったかもしれませんね!(笑)
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。