
お気に入りに追加
こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
もうお気付きの方も多いと思いますが。
現在はAIがハイレベルな学習をして
クオリティの高い楽曲を作曲したり、
アレンジしたりできてしまう
時代になりました!
そしてなんだか
ごつい装置ももう必要なくて、
今僕が持っている
普通のノートパソコンに
標準装備されている
音楽編集ソフトの中で
普通にAIに作曲を
させることが可能になっています!
ミュージシャンとしては、
「ついにこの時が来たか…。」
というのが正直な感想です。
何かメロディの断片を打ち込んで、
これをバッハみたいに作曲して!
とか、ビートルズ風にして!
とかコマンドを入れれば、
ちょっと考えたのちに、
本当に一定クオリティ以上の楽曲が
一瞬で出来上がってきます!
【シンギュラリティ】
なんて呼ばれますが、
2045年には
人間の能力を完全に
コンピューターが凌駕する!
そんなタイミングが
もう間近に迫っています。
というより、
チェスや将棋の世界を見ると、
すでに一部抜かれかけて
いる気もします。
将棋のチャンピオンが
コンピューターに負ける。
これと同じことが、
おそらく近い将来、
音楽の分野、
特に譜面に起こせる分野で
クリエイティブな
「作曲やアレンジ」に
起こるだろう!
と個人的には感じています。
「いい曲だな〜、
これ誰が作ったの!?」
と検索してみたらAIだった!!
なんて。
さらに言うなら、
「録音して編集できる分野」
つまり、
レコーディングやマスタリングの世界も、
おそらくシンギュラリティを待たずして、
生身のミュージシャンやエンジニアが
いらなくなるだろう…、
と、残念ながら予想しています。
昔はあった
「スタジオミュージシャン」
なんて仕事も、
今は実質ほとんどなくなっています。
優秀なアレンジャー/プログラマー
が一人いれば小編成バンドから
ビッグバンド、オーケストラまで
全てお手の物!
事実、今は
こういう時代ですし、
さらに言うと、
この優秀な人材を
AIが超えてくるでしょう。
著作権の問題とか、
いろいろなことが整備されるまで
もちろんまだまだ時間はかかるでしょう。
でも!
実質の内容としては
【綺麗にパッケージされて
綺麗に録音・編集された音楽】
を単純に聞くだけならば、
おそらくその製作過程に
人間は必要なくなるでしょう!
では未来の
音楽エンターテイメントは
どうなるのか!?
僕が予想するに
【リアルタイムな身体性】が
音楽を楽しむ本質的な方法
になるのでは!?
と、現時点では思っています。
【綺麗に録音された音楽
は全てAIが製作する】
となれば、当たり前ですが
人間は逆の欲求を持ちます。
受動的に
鑑賞するだけの音楽は
AIに任せて、
【能動的に
音楽エンターテイメント
に参加する!】
録音して編集して発表する
などというタイムラグなしに。
リアルタイムで
生身の身体を使って、
歌ったり、
踊ったり、
楽器を演奏したりして
自ら能動的に
音楽エンターテイメントを楽しむ!
さらには
リアルタイムで繋がる仲間と
コミュニティを形成し、
純度の高い
コミュニケーションツールとして
音楽をエンタメし、使い出す!
ただクオリティの高い楽曲を
受動的に消費するのではなく、
【能動的に
音楽エンターテイメント
に参加する!】
こんな文化になったら、
音楽は本質に戻るでしょうし、
個人的には
今より楽しいのでは!?
と感じています。
もちろん、
この音楽業界の未来予想は
多分に僕の願望が
入っています。(笑)
だって、これって
もろジャムセッションだもんね。
てへぺろ。(爆)
