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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
楽器を演奏していて、
何か新しいテクや理論を
身につけようとするとき!
何か新しいことに
チャレンジしようとするとき!
感情をアップデートできる人は
成長が圧倒的に大きくて早い!!
いくら練習しても身につかない人。
新しいことに耐性がない人。
こんな人は多くの場合、
【記号でものごとを捉えている】
例えばCという
コードネームを見たとき
本当にド、ミ、ソの和音だ。
と、記号的な意味だけを
感じています。
新しいチャレンジに耐性があり、
練習がすぐ身になる人の特徴。
【常に感情のアップデートをかける!】
例えばCという
コードネームを見たとき
・あ!シンプルに明るいコードだ。
・キーが違うときのCは
なんだか盛り上がってる。
・音色が違うと
同じコードで感じが違う。
場合によって感情が違う!
【多角的な感情のアップデート!】
昔よく聴いた曲でも、
時間が経って聞いてみると
また感じが変わること
ってありますよね?
このように、
感情をアップデートするのは
本来、人間にもともと
備わった能力です。
が!
この能力を
劣化させていく大人が
とても多いと感じます。
【イメージ先行で音を捉える!】
何か音を聞いたときに、
素直な人はなんらかの
感情が沸き起こります。
そして、その感情を
自分の体で表現
したくなるので、
楽器を持ち練習を始める。
新しいテクや理論に
チャレンジする。
これが正しい順番!
が、多くの人は逆!
正解があるように見える
テクや理論の練習法から学び、
それを習得できれば、
よりよく感情を表現できる!
と勘違いしてしまう。
上手くなったら
アドリブができるのではなく、
アドリブをやりたくてやるから
アドリブができるようになるのに。
【左脳の暴走】
なんて話もありますが。
いわゆる言葉や記号を
認識する言語野が、
現代人は暴走しやすくて。
言葉でものごとを
考えすぎるあまり、
頭の中で悲観的な言葉を
ずっと自分に
繰り返してしまい
鬱になりやすい!
という説もあるそうです。
(科学的な真偽は
わかりませんが、
体感としてはあるある!)
感情の発露である音楽、
特に楽器演奏は常に
【抽象的な感情
→表現欲求
→具体的なテクや理論】
となるはず。
この順番がひっくり返ると
一生ゴールのないマラソンを
走らされることになる!
ということは!
常に多角的にものごとを感じ。
多彩な感情を経験できる心。
つまり【感情のアップデート】
がなければ、そもそも
個別具体なテクや理論は意味がない!
もっと言ったら、
表現欲求がなくなるので
音楽自体が
意味なくなってしまうかも。
【書を捨てよ町へ出よう】
ではありませんが、
やはり色々な人と出会い、
色々感じる心を鍛えることが
イコール音楽性のアップ
という神話は間違いなさそうです。
さて、今日もセッションしよう!
