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リズムと音域の関係!?

Posted on 2019年2月15日 Posted in セッションブログ
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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
 
今回は一見リズムとは
関係なさそうなものが
タイトルに入っています。
 
それは【音域】!
 
今回は、多くの人が
まったく別個に考えている
「リズム」と「音域」の
不思議な関係について解説します。
 
 
今回のお話の答えから言ってしまうと、
 
「高い音、アタックの強い音は
 リズムが早く聞こえて、
 低い音、アタックの弱い音は
 リズムが遅く聞こえる!」
 
 
言われてみれば当たり前なのですが、
一般的に男性の声よりも女性の声の方が
音域が高いので、
沢山の音が密集している中では通ります。
 
誰でも体感したことがあると思いますが、
甲高い声というのは、
聞いた人をびっくりさせるくらい
人の耳に入ってくることがあります。
 
 
サスペンス系のドラマやホラー映画で、
女の人の金切り声の悲鳴が、
ある種のクライマックスになるのは
多くの人が経験している事実だと思います。
 
つまり、高い音域の音というのは、
とっても抜けがいいのです。
 
 
言いかえると
「リズムは体感上早く聞こえます!」
 
低い音とまったく同じタイミングで発音しても、
なぜか人間の耳には高い音の方が、
早いタイミングで聞こえてきます。
 
 
 
また、言われてみれば当たり前なのですが、
チェロやバイオリンの様な弓の弦楽器よりも、
ドラムやピアノの様な叩く楽器の方が、
音の立ち上がりが鋭く聞こえます。
 
 
専門用語で「アタック」というのですが、
音そのものではなく、音がでる瞬間に、
バチッという打音が出るのですが、
その音の強さの事を
「アタック」という表現で表します。
 
バイオリンなどは
弓でスッと弦をこすることによって
発音するので、
限りなくアタックの無い音になります。
 
当たり前ですが、
弦を叩くのではなく、
こすっているので
アタックはほとんどないわけです。
 
なので、「ファ~ン」という後から実音が
聞こえるような音色になります。
 
 
逆に、同じ弦楽器でもピアノは、
ハンマーで太い弦を叩いて発音するので、
「ピン!」や「ポン!」というイメージの
立ち上がりの鋭い、
まさにアタックの強い音色になります。
 
これも、まったく同じタイミングで演奏しても、
やはりアタックの強い音の方が、
体感上リズムは早く人間には聞こえます。
 
 
という訳で、もうお分かりのように、
リズムをぴったり合わせるのには、
「ただ単純にタイミングを
 合わせるだけでは不十分!
 自分の楽器の音域やアタックを
 考慮しなければ
 揃うリズムも揃わない!」
 
という話になるのです。
 
因みに、例外はもちろんありますが、
【高い音の方がアタックが強く、
 低い音の方がアタックが
 弱い傾向があります。】
 
 
演奏法や、楽器自体の仕組みも
関わってきますので、
全てではありませんが、
こういう傾向が確かにあります。
 
 
こう考えていくと、
リズムを合わせるのは
とっても難しい話に聞こえますよね。
 
 
でも、ご安心を!
 
人間というのは
もともと敏感なセンサーを持っているので、
 
【音域の高い音は早く聞こえて、
 音域の低い音は遅く聞こえる!】
 
という意識さえもって、
よく音を聞けば、自然とそのズレを
脳が修正してくれます。
 
要は聞こえれば修正できるのです!
 
 
ところが、この意識がないと、
いくらやっても
自分がズレていることに気づかず、
違和感だけが残り続けること必至。
 
まずは
「リズムと音域は密接な関係があるのだ!」
 
という事だけでも、頭の片隅に置いて、
色々な音楽を聞いてみて下さいね。
 
 
 
それでは、今日も一日
ガツンとグルーヴさせていきましょう!
 

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