
お気に入りに追加@@LASTNAME@@さん,こんばんは!
「オールジャンルジャムセッションで,
ステキな音楽仲間と楽しく
音楽活動でコミュニケーションする!」
ミュージックコミュニケーションプロデューサーの
Nori Shinsawaです!
思うところがあって,
メルマガで特別連載として,
学校生活に馴染まず,
高卒で家庭崩壊の状態から
独学でベーシストを志す男
(Nくんとでもしておきましょう)が
海外に武者修行に行くまでの,
そんなお話をしております!
もし宜しければ最後まで
お付き合い頂ければ幸いです!
(第9話はこちら!
候補曲がどれもとても良くて,
文化祭の演目をどの曲に絞ろうかと
途方に暮れていたNくんに
まさかの予期せぬ
アドバイザーが現れます!
それはNくんの担任の
国語のH先生!
(Nくんは理数系のクラスに
いましたが,担任は国語の先生
なのはツッコまない方向で!)
古文の授業で
「おいN!J-popもエエけども,
ちゃんとルーツを勉強せなあかん!
ギターやるんやったら,
まずはVan Halen聴いとけ!」
という名言(!)を間に受け,
友だちにその日のうちに
Van HalenのCDを
借りに行ったのです!
まさにリアルSchool of Rock!
お陰でNくんの目覚ましソングは
その日からしばらく
Hot For Teacherになりました(笑)
(Jumpではなくて)
それはさておき,Van Halenの
David Lee Rothのボーカル時代から
Sammy Hager時代までを一通り聴き,
再びH先生に面談を申し込むと…
「いいかN!
J-Popも元を正せば
ルーツは洋楽なんや!
洋楽をしっかり聴くと,
今時のJ-Popが
どれだけ洋楽をベースに
成り立ってるのか
よく分かるぞ!」
(という様なことをH先生は
おっしゃっていましたが,
実際はもっと過激な,
それこそロックな言い回しだったので
若干表現を柔らかめにしています(笑))
その言葉に,Nくんは
ピンと来ました!!
「そうか!今のJ-Popも,
ルーツが洋楽の上にあるんやったら,
洋楽をメインで取り上げた方が
キャッチーな演奏が出来る
可能性が高い!」
と,Nくんの中での
迷いは晴れました!
もちろん,やってみないと
分からない部分ではありましたが,
こうして自分自身の中で
方針がしっかり見え,
行動への道筋が見えてきたのです!
Nくんの思考の中で,
「この人のこの言葉の
真意は何なんだろう?」
という問題提起は,
常にありました!
つまり,
「なぜ今はJ-Popよりも
洋楽をしっかり聴く
必要があるのか?
そして,それよりも
洋楽を推す真意とは?」
というような,
「語り手の真意はどこにあるのか?」
ということを想像することは
とても大事だと考えていました!
その結果,色々多くのものが手に入ります!
最初は上手く考える事が出来ずとも,
何度も何度も練習して,
そこで得られた経験で,
エッセンスだけを取り出し,
さらに色々なケースに応用する事を
「抽象度をあげる」と言いますが,
まさにNくんには
この言葉が大きなヒントとなり,
文化祭に向けて
大きな前進となったのです!
(第11話に続く!)
