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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
いきなりですが、
アドリブをやっている人、
やったことのある人が持つ
代表的なお悩みの中でも、
1,2を争うもの。
それが、
「手癖フレーズでマンネリな
アドリブになってしまうんです…。」
というもの。
このお悩みに対する対処法は、
もちろん人の数だけあるのですが、
今まで沢山の生徒を見てきて、
ほぼ100%の人に
当てはまる解決法があるので、
今回はそれをドーンと公開します!
とは言っても、答えは簡単。
【他の人がプレイする
リズムバリエーションに
耳を集中しましょう!】
アドリブと言うと、
スケールやコードなど、
「本で解説しやすい理論」
がよくメディアや教則本に載っているため、
そういう理論的な事が分からないと、
多彩なアドリブは取れない
と思い込んでいる人が、
どうやら多いようです。
でも、ちょっと考えてみて下さい。
メロディやハーモニーというのは、
1オクターブを12の半音で区切った
現在一般的な楽器でプレイする限り、
「12個の音の組合せでしかないのです。」
もちろん、12個を様々に組み合わせれば、
それだけでも十分なバリエーションは作れますが、
その全てがカッコいいわけではないし、
やはりその数というのは限られてきます。
ところが!
話をリズムに持っていくと、
このバリエーションの数と言うのは、
まさに天文学的な数字になります!!
全音符、2分音符、4分音符、
8分音符、3連符、16分音符、
5連符、6連符、7連符、32分音符…、
と、音符のバリエーションだけでも様々だし、
これが拍ごとにまた違った
バリエーションになり、
さらに小節ごとに
またバリエーションが付き…、
と、まさに留まる事を知らない
リズムバリエーションを
考えることが可能なのです!
もちろん、この方向だけで考えすぎても、
非常につまらない音楽になるので、
いい塩梅を知ると言うのが一番大事です。
でも、こうやって考えてみると、
音程でバリエーションを作るより、
リズムでバリエーションを作った方が、
圧倒的に広い世界が待っているのは、
容易に理解して頂けると思います!
ピンときた方はぜひ
参考にしてみてください。
それでは今日も1日
ガツンとグルーヴしていきましょう!
