

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!
「オールジャンルジャムセッションで,
ステキな音楽仲間と楽しく
音楽活動でコミュニケーションする!」
ミュージックコミュニケーションプロデューサーの
Nori Shinsawaです(^^)!
先日からの特別連載ということで,
いつもとはまた打って変わって
今回私が10年ぶりに
カナダ・トロントで演奏のための
滞在を決めた経緯を,
その時のメンタルの動きと
トラブルの対処法を踏まえて,
連載形式でお送りしていきます!
【10年後のトロント通信 30】
〜芸術家の集う市場〜
遂に今回トロント入りしての
最初で最後の週末が始まりました!
今回のメインのライブは
日曜の夕方からなので
土曜は路上演奏できる装備で
トロント市街を歩き回ります!
ダウンタウンでの
10年前の路上演奏向け
超一等地であるダンダススクエアは
路上演奏の許可される時間帯が
厳しくなってしまったので,
トロントのチャイナタウンの
裏にある芸術家の集う
“Kensington Market”(ケンジントン・マーケット)
と呼ばれる,市場やバー・カフェが
立ち並び,芸術に関心が強い層が
集まる市場街へ!
何を隠そう,ケンジントンは
10年前の私の音楽武者修行は
この地から始まったと言っても
過言ではない思い出の場所!
そういえば今回の渡航では
まだ来てなかったなと思い,
路上演奏しながら
マーケット周辺を散策してみる事に!
十年一昔と言うように,
ほとんどのお店が
10年前と入れ替わっている
そんな印象を受けました…
私が前回よく演奏させて貰っていた
“Sublime Cafe”というカフェがあるのですが
どうやらこの10年の間に
閉業してしまった様子…
雰囲気自体は
ほぼ変わっていないのですが,
どうやら市場内でも
生演奏自体が減っている様子…
とりあえず情報収集は
バーやカフェでという
セオリーに則って,
見かけたカフェで
情報を集めてみる事に!
とりあえず飲み物を注文し
店員さんと話をしてみて
今のケンジントンの音楽事情を
聴いてみると…
「ここからちょっと行った
公園で,たまに路上演奏を
見かけるけど,
確かにここ数年で
あまり見かけなくなったね」
とのこと…
ひとまず有力な情報を
入手できたので,
その公園に向かって
路上演奏の準備をする事に!
それほど人通りも
ダウンタウンの中心街よりは
多くないので,
まだ音量も聴こえて
演奏は出来る感じ!
というわけで,
色々と演奏をしてみたのですが,
そもそも人があまり音楽に
関心を示さない…
たまに話しかけてきて
チップを入れてくれる人はいるものの
明らかにその母数は少ない!
そう思いつつも,
今に集中しようと
演奏を続けていたら…
20代くらいの若者連中に
呼ばれたので話を聞いてみると
「良い演奏をしてるんで
ちょっと言っておくけど,
この公園ではアンタの持ってる
ライセンスでは演奏許可が降りないんだ
この前俺の友だちのバスカーも
市の職員から警告を受けてたよ…
この辺りも演奏が
やりにくくなってしまってね
路上演奏が本当少なくなったよ
この辺りでの演奏は
アンタのためにもやめといた方がいい」
とのアドバイス…
確かに,海外でのトラブルは
面倒な事になって良い結果にならないので
路上演奏は断念する事に!
カナダでの時間ももう残り少ないので,
残念ですが「損切り」する判断に…
しかし,これもやってみたから
分かったこと!
それはそれで,
前へ進むことが大事です!
お腹も空いたので,
ここは気を取り直して,
チャイナタウンの方に
歩き出しましょう!