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5度圏を最も簡単に理解できる楽器

Posted on 2014年12月3日 Posted in FTJS!ジャムセッション講座Blog, アドリブのコツ
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 3_circle_of_fifths

音楽理論とのうまくつきあって行く方法について。
数回に分けてお話しして来ております。

前回までに「暗記した方が楽な音楽理論」として
キーの話をしてきました。

前回までの内容をさらっとおさらい!

キー(調)というのは
その楽曲の基準となる単音&コード、
そして構成する
メジャースケール&ダイアトニックコードを意味します。

そのキーの規則とは次のようなものです。
・シャープ系とフラット系のキーがある
・キーを表示する時にシャープとフラットは混在しない
・シャープ系もフラット系も増え方に順番がある
・♯は5度上、♭は4度上の音の順番に増える

覚えるのには「5度圏」という図表を使うと覚えやすい!
というような内容でした。
 
 
この「5度圏」はどの楽器にも共通に使える
まさに暗記してしまうべきの図表なのですが、

僕はこれを一生懸命頭に叩き込んで覚えたわけではありません。
実はこの図表を覚えずとも理解できてしまう楽器があります。

それは
エレキベース(ギター)です。

※一般的なギターは6弦、ベースは4弦ですが、
ギターの6弦のうち低い方の4弦と
ベースの4弦はオクターブの違いはあるものの
音の配置が同じです。
なので、ギターでも同じように理解することはできます。

(ベースにはないギターの2本の弦は
他の4弦とはちがう法則で配置されているので、
今回の説明から省きます)

ベースの4弦は全て
弦が太く音が低い弦になるにつれて5度上の音になるように
配置されています。(音は低くなりますが。)

1弦(最も高い弦)からG、2弦D、3弦A、4弦E
となっています。

※補足ですが、「チューニング」とはこれらの弦を
それぞれ上記の音にピッチが合うように弦を締めたり緩めたりすることです。

1→4弦の音の配置がGDAE
(当然ベースは単音ではありますが)

これ、どこかで見たことありませんか?

そうです、
5度圏の一部分の流れと全く同じなのです。

「5度圏の円」

時計回りに
C→G→D→A→E→B→F♯=G♭→D♭→A♭→E♭→B♭→F→C

これは開放弦の音(弦を押さえることなく出るそれぞれの弦の最低音)

の話ですが、
フレットを押さえても同じです。

※フレットとは
弦の長さから導きだされた特定のピッチが出る場所に打ち込まれた
金属の突起。フレット近辺を指で押さえることで
フレットに弦があたり、振動する弦の長さを変えて
音を高くすることが出来ます。

例えば、
1弦の7フレットを押さえたとします。
1弦7フレットはDの音です。
そのまま低い弦に移動して、
2弦7フレットはA
3弦7フレットはE
4弦7フレットはB
となっていて、
やはり5度圏と同じ流れになっています。

この法則を知っていると、
5度圏の表を覚えていなくても、
ベースの指板の配置を覚えているならば、
パッと5度圏の流れを思い出すことが出来ます。

これで、
♯の増えて行くキーの順番が分かりますし、
♭が減って行くキーの順番も分かります。

また、逆回転も簡単に分かります。

単純に今までと逆に4→1弦に向けて音を追えば良いのです。

例えば、
4弦1フレットはF
3弦1フレットは B♭
2弦1フレットは E♭
1弦1フレットは A♭

と、まさに
♭が増えて行くキーの順番になっております。
当然♯系のキーを基準でみれば♯が減るキーの順番が分かります。

まとめると

ある音を基準に、
同じフレットで、
1つ隣の太い弦の低い音は
「♯系なら♯が基準の音より1つ多いキー」
「♭系なら♭が基準の音より1つ少ないキー」

1つ隣の細い弦の高い音は
「♯系なら♯が1つ少ないキー」
「♭系なら♭が1つ多いキー」

となります。

ベース&ギターのプレイヤーや構造を知っている人は
わざわざ5度圏を暗記しなくても、

キーの♯や♭が増えるキーの順番は
楽器の指板を思い浮かべるだけで、
パッと思い出せるようになります。

またこれからベースについて知りたいと思っている人は
逆にベースの音の配置は「5度圏と関係している」
ということを頭に入れておけば覚えやすくなります。

今回の内容は以上です!
 
 
疑問質問があれば、遠慮なくご質問くださいね!

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪

今回もお読みいただきありがとうございました。

執筆は畠山勇一。またね!

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