FTJS!の大島直樹です!
先週よりお送りしているジャムセッションと
レコーディングの相乗効果シリーズ!
元気にお伝えしていきたいと思いますが
ローディ時代のエピソードが好反響でしたので
今回も例に漏れずお話したいと思います。
ローディとは、アーティストさんや演奏者さんの
付き人とかアシスタントのことですが
その役割は多岐に渡ります。
機材積んで車の運転、会場でのセッティング、
楽器のメンテナンス、
ライブだと、
暗い会場の中を移動の際に
足下をライトで照らしたり
ステージドリンク渡したり
ステージ上のアクシデントに
マッハで対応したり
あと、食料の買い出しにダッシュしたり(笑)
ほんと何でも屋さんです!
ある時ライブで
譜面をめくる大役を
仰せつかっていたのですが
実はまだ曲の途中だったのに
曲が終わったと思って
譜面を次の曲へめくってしまい
大目玉を食らったことがありました !
その時の演奏者の気持ちを考えると
なんと恐ろしいことをしてしまったのだと
今でも思います(笑)
それでは今日の本題!
「ジャムセッションの上達は
各楽器のバランスもうまく
アレンジできるようになります!」
今や自宅でもPCがあれば
いろんな楽器の音色を使って
音源を作ることが可能です。
でも、各楽器の特性を理解して
バランスの良い
アンサンブルの音源を作ろうと
思うと案外難しい
そこで
ジャムセッションでの
アンサンブルのコツが役に立ちます!
伴奏楽器はメロディやソリストの音が
引き立つような配慮しています
ギターとピアノが一緒に伴奏する時は
音域を被らないように
ギターが下の音域を弾いたら
ピアノは上の方の音域にする
バンド全体で低音域に音が
集中しないように
低い音はなるべくベースに任せる
曲の展開に合わせた
ドラムパターンで
各セクションを演出する
もちろんジャンルや曲によって
聞かせたいポイントや
アレンジは変わってくるかと思いますが
基本的なバンドアンサンブルのコツは
レコーディングも同じ!
PC上で音域をカットしたりせずとも
ある程度
聴覚上のバランスのいい音源が作ることできます!
逆に、何だかごちゃごちゃして聞こえたり
ある特定の音域が聞こえづらく
なっている時は
楽器同士が音域が
ぶつかっていたりすることが
原因だったりします。
このような観点から
ジャムセッションを通じて
バンドアンサンブルも上達していくと
トータルして
音源作りの際にも大いに役に立ち
レコーディング力もアップしていく。
そんなお話でした~
それでは!
大島 直樹