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スタンダードナンバー攻略「Watermelon Man」

Posted on 2014年4月6日 Posted in スタンダードナンバー攻略
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wmmbanner

 

その1 まずはデモ演奏を聞いてみましょう!

(下の画像をクリックでYouTubeへ移動します。)

Watermelon Man  Herbie Hancock - YouTube

デモ演奏を聴く

 

その2 曲のKeyとコード進行について

この曲はほぼKey:Fで演奏します。

コード進行の解説です。

ディグリー(度数)での表記を行っています。ディグリーなどのコード理論についてはこちら。

これに慣れると、コード進行の理解が深まり、様々なKeyや曲に対応できるようになります。

(FTJS!スタンダードナンバー集より。その1の3番目に載っています。)

 wmmsheet

【曲演奏攻略】

●リズムサイドのポイント

まず何と言ってもベースリフがポイントです。

基本「16ビートよりの8ビート」なのですが、

リフのドロップは 「基本ドロップ8分ウラパターン」です。

これを基本にして、ドロップ崩しをすると 全体のグルーヴが合いやすいと思います。

 

また、ドラムも基本8ビートなのですが、

余裕が出てきたら「ゴーストノート」を 意識すると、

より16らしさが追加されて 原曲に近づくと思います。

 

そして、大事なのは「ブレイク」

 

コード表を見てもらうと分かりますが、

3段目から色が全て「盛り上がりコード」 になっているのがわかります。

 

つまり、3段目から4段目のブレイクまで ずっと長い「アオり」なのです!

 

なので、ここはブレイクに向けて 「ロングフィルイン」 なども効果的。

 

もちろん、ソリストの ストーリー展開次第ですが、

ここで大いにバックから仕掛けて、 駆け引きをすると

とても面白いバンドの会話に なると思います。

 

 ●ソリストサイドのポイント 

まずソロなどの音使いは以下のようになります。

ディグリー1234567
実音Key:Fファソラシドレミ
B♭管(G)ソラシドレミファ♯
E♭管(D)レミファ♯ソラシド♯

※ナンバリングシステムについてはこちらをご覧ください。

 

この曲はまずテーマが印象的です。

前半は一音だけ違うリフの様な 繰り返しのメロディ。

「オブリガード」を狙う! これが、リード楽器の 隠れた最初の仕事です。

 

後半はコード進行、メロディ ともに盛り上がって行くので、

全体で「ブレイク」に向けて 「ダイナミクス」をあげていく。

 

このように、 16小節を2つに割った、 大きな流れを掴むことが大事です。

また、コード進行自体は 「ブルース進行」の変形です。

なので、当たり前ですが、 「ブルーノート」が とても相性がいいです。

 

テーマメロディの中にも ふんだんに使われているので

まずはこの辺りを研究し 少し真似して使ってみると 良いかもしれません。

 

基本的にはこの合間に「メジャースケール」に

「♭3」「♭7」を 混ぜるイメージがいいでしょう。

 

特に、ブルースなので、 「△7」ではなくを「♭7」

デフォルトにしてあげたほうが 全体の雰囲気には合います。

 

例外として、「V7」の時は 盛り上がりの「△7」にすると

コードトーンなのでハマります。

 

この例外以外は、 全て「♭7」で統一した方が

ブルースらしいサウンドになります。

 

また、後半は「盛り上がりコード」一色!

なので、ここで 一番濃いブルーノートである

「♭5」を多用して あげても良いかもしれません。

 

とくに、「ブレイク」の際に、

バックは全体止まりますが、 絶対にソリストは止まってはいけません!

 

ここで、 『さらに盛り上げてもう1コーラス行くよ!』 とか、

『もうソロは終わって次の人です。』

など、ストーリー展開の意思表示をします。

 

なので、バックと一緒になって 止まってしまうと、

どちらなのか周りには伝わりません。

ブレイクは止まらずに、 弾き切りましょう!

 

その3 具体的な構成の解説

この曲は1コーラス16小節なので、

前テーマ、後テーマとも 必ず2回ずつプレイしましょう。

一回で終わってしまうと、 バンド全体が混乱することもあります。

まずはそこが注意ポイントです!

 

さらに、16小節1コーラスですが、

コード表を見てもらえば分かるように、

前半8小節と後半8小節で 大まかに

「落ち着きコードが多いセクション」

「盛り上がりコードが多いセクション」

と分けられます。

 

なので、これを利用して、

ストーリー展開すると

はじめはやりやすいと思います。

1コーラス

【前半】「             」

【後半】「             」

という風にまずは1段階で ストーリーを作ってみましょう。

 

特に、ブルーノートの使い分けで

ストーリーが作れるとこの曲の雰囲気に合いやすいと思います。

さらに慣れてきたら、

2コーラスのソロに挑戦!

1コーラス目

【前半】「                」

【後半】「                」

【盛り上げブレイク】「               」

2コーラス目

【前半】「                」

【後半】「                」

【盛りさげブレイク】「               」

 

このように、 ソリストはブレイクの最中、

バックはブレイク後に

あげるのか?おとすのか?の両方を

シュミレーションしておくことが 大事でしょう。

 

さらに慣れると、

3コーラス、4コーラスと 長尺のソロもよくプレイされます。

初心者でも楽しめますが、 ブルースに根ざした奥の深い曲です。

上級者も存分に楽しめますので、

どうぞスルメのように、

何度もセッションで味わって見て下さい。

 

その4 カラオケに合わせて演奏してみよう!

その5 動画をアップしたり質問してみよう!

 動画を撮影できる環境がある人は動画配信サイトなどにアップして頂ければ、

 見させて頂いてアドバイスいたします。

 その他質問などはコメント欄や個人ページに書き込んで下さい!

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