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その１ まずはデモ演奏を聞いてみましょう！
（下の画像をクリックでYouTubeへ移動します。）
その２ 曲のKeyとコード進行について
この曲は原曲がKey:Aやカバーで多いのはKey:Gですが、
FTJS！では初級の曲としてKey：Cで演奏することが多いです。
（※John Lenonのカバー・バージョンがKey:Cです。）
コード進行の解説です。
ディグリー（度数）での表記を行っています。ディグリーなどのコード理論についてはこちら。
これに慣れると、コード進行の理解が深まり、様々なKeyや曲に対応できるようになります。
(FTJS！スタンダードナンバー集より。その１の１番目に載っています。)
【曲演奏攻略】
●リズムサイドのポイント
セッションスタンダードとしては ジャンルを超えて人気のある曲です。
また、リズムは基本 「8ビート」ですが、
原曲の少しハネたＲ＆Ｂ的な8ビートでプレイされたり
ロックな感じの8ビートでプレイされたりと、 割と表現の幅の広い楽曲です。
(なので、セッションスタンダードなのでしょう！)
印象的なベースリフでスタートしますが、 これを常にキープし続ける必要はありません。
むしろ「リフを崩すこと」でベーシストは ストーリー展開することがほとんど。
また、8小節の最後のＣを 「盛り上がりコード」の「Ｇ」に 即興で変えてしまい、
煽り感を強くだすのも良く使われる技です。
ドラマーはそれに呼応して、
やはりシンプルにストーリー展開することが大事。
8ビートの「基本ドロップ２」が 基調になりますが、
それを「ドロップ崩し」や 「小節区切りフィルイン」
「ストーリー展開フィルイン」 などで彩りながら、
ベーシストや他のバッキングプレイヤーと
一緒に盛り上がることを一番に目指してみて下さい。
ギター＆ピアノのコード楽器部隊は、
やはり8ビートの「基本ドロップ２」を基調に
「ドロップ崩し」や「白玉コード崩し」などで
一体感を出しつつ遊ぶと良いアンサンブルになります。
特に「バッキングコンビネーション」は大事なので
役割分担をしっかりするのが隠れたポイントです。
●ソリストサイドのポイント
まずソロなどの音使いは以下のようになります。
ソリストはやはり基本の「メジャースケール」で
しっかりソロをストーリー展開させることが基本でしょう。
その時、ドラマーへの「アイコンタクト」など
「基本的なセッションマナー」も意識できると、
特にこの曲からは 得られるものが多いと思います。
また、Ｒ＆Ｂ的なフィーリングを出したければ、
「ブルーノート」を使うと、それらしいフィーリングが出てきます。
特に「♭３」や「♭７」は
メジャースケールに自然に混ぜてもサウンドしやすいのでオススメです。
使いどころとしては、 実際イメージできていれば どこでもＯＫ！
なのですが、
2段目の「盛り上がりコード」を狙うとよりサウンドしやすいでしょう。
また、ストーリー展開させる際には
ベーシストが「盛り上がりコード」に即興で変換することが多いので、
そこに合わせて
「ブルーノートをくり返しフレーズとして使う！」 などというのもオススメです。
その３ 具体的な構成の解説
まずは「8小節１コーラス」を意識して ロストしないことが大事です。
そして最初は2段階のストーリー展開 を目指していきましょう。
【１コーラス目】「 」
【２コーラス目】「 」
上のカッコの中に 自分なりのテクニックやコンセプトを 入れて整理してみて下さい。
また、バンド全体で「基本ドロップ」を応用して バックリフなども考慮に入れて盛り上げて下さい。
是非ストーリー展開の参考にしてみて下さい。
動画を撮影できる環境がある人は動画配信サイトなどにアップして頂ければ、
見させて頂いてアドバイスいたします。
その他質問などはコメント欄や個人ページに書き込んで下さい！
B展開のF／G／C／C／のところですが、アドリブに入ったら気分によってG／G／C／C／にしてガッツリ盛り上げを、2小節演じてもよろしいんでしょうか？ 仮に、よろしければF／F／C／C／にしてもよさそうですが、これでは解決感をあまり感じられないので、やはり私はG／G／C／C／としたいのですがいかがでしょうか？ つまり、Ⅱ－ⅤのところをⅤ一発で解決に向かいたいのですが、よろしいでしょうか？
この曲 解説にもありましたが
いままで 同じベースラインを 繰り返すだけだったので 変化の付け方に 期待してます。
6か月ベース講座でまさに解説する内容です！
どうぞお楽しみに。