FTJS!の大島直樹です。
音楽をやってる人って
面白い人
ちょっと変わってる人
変な人
が多い!!
一概には言えませんが
そんなようなイメージが
一般的にあるような気がします。
個性的な人が集まる
バンドやセッションでは
それぞれの主張や
音楽性の理想を追い求めて
人間関係のすったもんだがあるのも事実
僕も
「サポート」という役割で
でいろんな人の演奏のお手伝いを
させていただいてた時は
リーダーや依頼者の
強烈な「我」が押し迫ってくる
時がもちろんありました。
良い演奏で音楽を良くした
音楽をやりたい
そう思って集まったのに
より良く運営したり
表現方法を知らないものだから
終いにはいつの間にか
音源を用意して
メンバー全員にに送って
スケジュール管理して
新曲の譜面を書き起こして
郵送して
スタジオの予約して
遅刻者の生活指導して
なんてことまで
そんな約束してないぞ!?
なんてモヤモヤする事も(笑)
自分の主張を
押し通そうとする度に
振り回されて
周りの人の心がだんだん離れていくのを
よく目の当りにしたものでした
主張や我が強い人に限って
とても不器用で
素直じゃなくて
イノシシみたいに
あちこちに
激突しながら進んで行くから
放っておけなくて(笑)
何でそんなに
周りに迷惑や面倒をばらまきながらも
音楽を貫き通そうとするのか
不思議なものでした。
それが良いか悪いかはここでは言及しません
でも
サポートに徹した僕自身の
「我」が蔑ろにされたかと言ったら
実はそうでもありませんでした
自分の自己表現の為に
自由に素直に演奏できる
環境をサポートされた側は
サポートしてくれた側の表現も
認めてくれていたように思います。
セッションでも
やたら演奏したがりで
主張の激しい人と一緒に
演奏するときは
笑顔とアイコンタクトで
気持ちよく演奏できる
環境を演出してあげることで
各々の個性が素敵にサウンドし始めます
個性を認めて
個性を活かす
サポートをすることで
自然と自分の我を
音楽的に主張できることができる
音楽の中での主張の通し方は
実は譜面や音だけじゃない
そんなことを学ばせていただいた経験でした
バンド内での
自分の表現が分からない方や
人間関係でのお悩みの方に
ちょっとでも参考になれば嬉しいです。
大島直樹