

@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
いつもお世話になっております!
サラッと涼しい顔をして
高度な演奏を
ステージで披露する
プレイヤーを見たとき,
@@LASTNAME@@さんはどんな
印象を受けますか?
感動や感銘,尊敬や
憧れでしょうか?
それとも,羨ましさ
でしょうか?
はたまた,
「自分には出来ない」
という落胆でしょうか?
まだ私がベースを
始めて間もない20年ほど前,
ジャコ・パストリアスや
スタンリー・クラーク,
ビリー・シーンや
フリーといった
数々のトップベーシストに
追い付きたいと思う反面,
それと同時に
「こんな凄いプレイをする
ベーシストたちに
到底追いつけそうもない」
という感情も
共にありました!
その結果,ベースの
練習からどんどん
遠ざかって行ってしまいます…
このように,
自分自身と他の何かを
比べようとした時に
陥ってしまう
「“比較”のメンタルブロック」
に悩んでおられるのは,
当時の私だけでは
決してないはず!
実際,名だたる
スーパープレイヤーに
追い付こう追い越そう!
と思っているうちは,
彼らもなお
(存命であれば)
更に前を向いて
走り続けている
わけですから,
それに追い付こうと
するには,彼らの
何倍ものペースで
努力と行動を積み重ね,
尋常ではない速度で
走り続ける
必要があります!
しかし,よく
考えてみると
追い付いたところで
結局はその人の
“二番煎じ”に過ぎない
という現実が待っています!
ここで突然ですが,
私はよくバイクを
運転するのですが,
道路を走っていると
横からや後ろから
追い抜かされたり,
はたまた私が
追い抜いたりと,
あたかもレースの
ような感覚に
陥ることがありますが,
私も他の人も
それぞれに目的地と
スペックがあって,
みんなそもそもの
条件や目的が違います!
よく考えてみると,
レースはそもそも
「スタートとゴールが一緒」
だから成立する
のであって,
たとえミュージシャン間,
もっと言えば
同じ楽器であっても
どの人もスタート地点も
違えば,目的地や
目標も違うはずで,
演奏はレースではなく
「常に自分自身との戦い!」
であることを人は
どうも忘れがちです!
そもそも,人と比べる
…という行為自体に
果たして意味が
あるのでしょうか…?
と,考え始めてからは,
ベースにおいても
人と比べる必要性を
全く感じなくなったので,
素直に自分自身の
方向性に集中する
ことができるように
なったのです!
何もビリー・シーンの
3フィンガー奏法が出来ずとも,
ジャコのような
フレットレスベースでの
超絶的な奏法が出来ずとも,
自分の感性に従って,
自分の思うように
ベースを演奏
して行けばいい!
ということに,ある時
気がつきました!
とはいえ,過去の
自分自身とは
積極的に比較して
いくことは大事!
少しでも良いので,
過去の自分が
出来なかったことを
今の自分ができる
ようになっていたら,
それこそ
「成長した」
ということ!
比較したりされる人生は,
他人の価値観で
生きてしまっています!
過去の自分自身と比較する!
これが自身の価値観で
楽しみながらも,
演奏を続けていくために
重要な要素だと
いつも感じています!