
お気に入りに追加@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
昨日までのメルマガでは,
自己肯定感と
自己効力感が
音楽活動や演奏技術
だけでなく,多くの
問題解決に有効である!
…というお話を
して来ました!
結局は思考のクセ
だという事でしたが,
今日は
「普段使っている言葉」
という視点で,その思考の
クセを取り上げていきます!
ポジティブが善で
ネガティブが悪だ!
…というような
極端なことをいう
つもりは全くありません!
ネガティブもそうですが,
ポジティブだけに偏るのも
決して健全だとは
言え無いのです!
実際,中国発祥の
陰陽五行論などでも,
陽あれば必ず
陰もあるように,
陽と陰のバランス,
共存が大事だという
『中庸(Neutral)』
という考え方もあります!
「できない」
「でも」
「だって」
「〜しないといけない」
「ダメ」
などなど,極端に
ネガティブワードに
偏っている…
もっと言えば,それを
ご自身できっと
自覚できていないな…
という方をよく見かけます!
まだ意識・自覚出来て
いればいいのですが,
ほとんどの場合は
「すいません,
ライブに行けません」
「私にはできません」
「宿題をやらないといけない」
「仕事に行かないといけない」
などなど,無意識のうちに
ネガティブワードを
湯水のように使って
しまっている人は,
決して少なくは
ないはずです!
人間の顕在意識
(自分で意識
できている部分)は,
潜在意識(意識できて
いない部分)に比べて,
「氷山の一角」
によく例えられます!
海から出ている
氷山(顕在意識)よりも,
実は海の下にある
氷塊(潜在意識)の方が
圧倒的に大きいように,
この潜在意識というのは,
予想以上にその人自身の
思考を支配しているのです!
否定語がクセに
なっていると,
脳科学では
「人間の脳は主語と
否定語を認識できない」
事が明らかに
なっているのもあり,
主語が何であれ
「できない」などの
ネガティブワードを
自分自身の潜在意識に
ずっと語りかけて
いることになり,
いくら顕在意識的に
気をつけていても,
潜在意識の方が圧倒的に
影響力が大きいので,
物事がなかなか
好転して行かず,
モチベーションが
下がる一方なのです!
何かトラブルがあった時に
「あ〜もぅ〜最悪!」
と言えばいうほど,
潜在意識的には
「自分は最悪だ」
という言葉をどんどん
語りかけることになり,
自尊心的にも,とても
恐ろしいことになります!
ここから良い方向に
向かっていくには,
「肯定的な表現を
特に意識することなく
自然に使えるように
なるまでとことん
習慣化していく」
事が必要になります!
もちろん最初は
慣れなさやぎこちなさを
感じる事と思います!
それでも,プラス面に
視点を当てる練習を,
ある一定期間は
粘り強く続ける事で
潜在意識も良く
変えていく事が可能です!
例えば,
「悪い」
という言葉を
「良くない」
と,表現を変えることで,
「良い」という言葉に
焦点が当たり,潜在意識に
「良い」という言葉を
語りかける事ができます!
トラブルが起こった時にも
「もう,最悪!」
という言葉を
「ほう…面白い!」
と変えることで,
そのトラブルに対する
対処能力や問題解決に
向かうモチベーションも
大きく変わってくる
ことでしょう!
ただし!それまでに
ネガティブワードが
「当たり前」
になっていた方には,
それまでが潜在意識的に
相当なダメージを
受けた状態から
始まっているので,
まずはそのマイナス分を
0に戻す所を
当面の目標にする事から
無理なく,しかし根気よく
続けていく事が大事です!
