
お気に入りに追加@@LASTNAME@@さん,こんばんは!Noriです!
「いつかもっと上手くなってから
ステージに立ちたいと思います!」
「完璧に演奏できるようになってから,
いつか人前で演奏したいです」
誠に残念ですが,その「いつか」は
決してやってくる事はないでしょう…
もちろん!上達したいという思いや,
ステージに立ちたいという
目標自体はとても
素晴らしい事だと思います!
ただ,冒頭のような考え方に,
「強いて挙げれば1つ
ココを見直すと形になるのに…」
という点があります!
私は,そんな貴重な努力を
なるべく報われるようにしたい!
そう思って今日も書きます!
それは
「実際の現場を体感するからこそ
見えてくる事がある!
…という事をプランに
全く組み込んでいない」
ということです!
…ちょっと実際に
思考実験をしてみましょう!
仮に,あなたの中で完璧に
演奏したい曲が弾けたとしましょう!
いざステージに立ってみると,
「『初めての』お客さんの前で
『初めて』演奏する」
というように,初めてのこと尽くしで
慣れていない事の方に意識を取られて,
家で練習した通りに
「完璧に弾く」ことは想像以上に,
困難であると言えるでしょう!
仮に家で練習した通りに
弾けたとしても,実際には
(完全にソロ弾き語りでもない限りは)
他の演者さんと
アンサンブルする様な
セッションやバンドで
あるはずだと思うので,
「折角家で練習していた通りに弾いても,
周りの音を聴けていないので
見事にアンサンブルにならない」
という事が起こります!
これは,実は想像以上に致命的です!
努力されること自体は
素晴らしいことなのですが,
その方向性がズレてしまっている
典型的なケースだと言えます!
これを日常会話に例えてみるならば,
「前日に予め今日喋る言葉を
一言一句全て決めて練習してきたのに,
いざその場で喋ると
会話が全く噛み合わなかった」
という状態と同じです!
…考えてみると,
今までの日常生活で
これが成立するのは
せいぜい大勢の人前で
スピーチする時くらいでしょう!
もっと言えばその
スピーチの時にも実際は
質疑応答もあるので,
相手の出方まで完全に予測して
こちらが何を喋るかを
事前に決めておく事は,
現実的でないことが@@LASTNAME@@さんにも
お分かりいただけるかと思います!
ではどうすれば良いのか…
その突破口は
「目標としてバンド活動をしたくても,
ソロで弾き語りをされる方も
ジャムセッションできるようになること」
だと,私は考えています!
ジャムセッションの場では,
(ここではアーティストの
完コピトリビュートセッションや,
ジャンル特化型セッションではなく,
事前の準備の必要のない
フリージャムセッションを指します!)
・ガッチリとしたライブではないので,
色々と実際のアンサンブルの中で色々実験できる
・周りの音を聴いて,自分自身はその中で
何をすれば良いかという感覚が磨かれる
・演奏の腕前関係なく,
出来ることから参加できる
・全体の演奏が途中で止まらなければOK!
(そもそも「失敗する」という概念がない)
・何か具体的な曲が
1曲も分からなくても参加できる
・演奏中に起こるトラブルへの
活きた対処能力が磨かれる
などなど,楽器のアンサンブルで
基本的かつ重要な事が
とても効率よく身につきます!
いわゆる,楽器の「上手い・下手」は
ここでは全く関係無いのです!
つまりまず,やってみる事こそ
大事だという事です!
で,やってみたからこそ,
次に「本当に現場感覚に即した」
課題が見えてくるので,
非常に効率よく上達できます!
これはソロで弾き語りされる方にも然りで,
ジャムセッションができるようになると
「サポートメンバーを入れたり
バンド形式にしたりするなど,
構成の形態・手段にも
選択肢が広がる」
という強みが生まれます!
何より大事なのは
「下手でも良いからまずやってみる!」
事です…これは@@LASTNAME@@さんにとって,
とても大きな一歩になるはずです!
