
お気に入りに追加@@LASTNAME@@さん,こんばんは!
先日,私が大阪で月1〜2回
開催している,
「全くの楽器初心者の方も
ドとレの2音から楽しめる
ジャムセッション」
を,中学生向けに企画し直し,
地元のとある中学校の
特別授業で取り上げたところ,
とても嬉しいお声を頂きました!
「オールジャンルジャムセッションで,
ステキな音楽仲間と楽しく
音楽活動でコミュニケーションする!」
ミュージックコミュニケーションプロデューサーの
Nori Shinsawaです!
「はじめは2つの音だけで
どうやればいいのか分からなかったけれど
そのうちに楽しくなりました。
楽譜がなくても人数がいれば
音楽になることが分かりました。
本当に楽しかったです。」
「私は自由に演奏を言われると
何をすればいいか分からなくなりますが,
今回はだんだん楽しくなってきて
最後にはノリで演奏できるようになりました。
本当にいい機会でした。」
「とりあえず,楽しむことが
大事だと分かりました。
全員で一つの音楽を
作るのが楽しかったです。
そのためには周りの人の音を
聞くことが大切だと知りました。
何事にも挑戦し,
失敗を恐れないことが
大切だと思いました。
音楽を好きな人も嫌いな人も
楽しく取り組むことができたと思います。」
というような,
中学生の生徒さんの
生のレビューを頂いたのと,
もう一つ私自身が
「これは深刻な問題だ」
と感じたことがあります!
それは,
「子どもたちが学校の授業やテストなどで
知らず知らずのうちに
『間違い』を悪とみなし,
『正解』を求められ,
それをある意味で強要されていること!」
もちろんですが,
それらを否定するつもりは
全くありません!
ただ,この授業を私が実際にやって
最初に受けた印象ですが,
生徒さんたちみんな,
「間違ってはいけない」
「正解しなければならない」
と考えすぎて,
「ドとレの2つの音で
自由に遊んでいいよ!」
と私が言っても,
その「自由」が分からず,
とても萎縮しているように
思わざるを得なかったのです!
ほとんど全ての生徒さんが,
「正解」を必死で探そうとしながら,
首をかしげて困った様子だったのが,
「即興に正解も何もありませんよ!
自分自身が弾きたいように,
ドとレの2音で遊んでみてください!」
と私が伝えてから,
生徒さん一人一人のソロで
「いいね!」
「そのフレーズ面白い!」
「Yeah!」
と拍手をすると,
どんどん生徒さん一人一人の顔が
明るくなっていき,
最終的には
「何をどう演奏しても正解」
と言わんばかりに,
どんどん独創的で面白い
ソロになって行き,
何と生徒さんだけでなく
先生やPTAの保護者さんまで
セッションに参加され,
気がつけばその場全員が
とても心から楽しんで
セッションに無我夢中になっていました!
音楽でも何でもそうだと思うのですが,
最初から「正解」にたどり着こうとして
恐る恐る萎縮しながら進むより,
間違えても何をしても,
心から楽しんで自分から進んでいく方が
色々と自発的に実験して
楽しみながら工夫が生まれ,
コミュニケーションが生まれ,
それが場の一体感となって
楽しい良い雰囲気が作り出されて行きます!
同じ時間の中で
両者の進み方と成果は,
相当差がつくことになるでしょう!
「楽しんだ者勝ち!」
このように言葉では言えても,
本当に「正しく」より「楽しく」
という姿勢で物事を実践できている人の,
想像以上に少ないこと…
今一度,こういった感覚を
体感できる場をもっと増やして行きたい!
そう考えさせられた出来事でした!
