
お気に入りに追加こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
不思議な事に、
初見のアドリブが得意な人は、
作曲もできる傾向があります。
逆に、作曲だけできる人が、
必ずしも初見が利くわけではありません。
なぜこんな不思議なことが起こるのか?
答えから行きましょう!
【曲全体をリハーサルマークで
大づかみにする癖が身についているから!】
初見のアドリブ演奏が得意な人は、
譜面を見た瞬間に、
リハーサルマークに注意が向かっています。
四角でかこまれたAとかBの英語が
譜面の脇に書き込まれているのを
見たことがありませんか?
よく、
「この曲は32小節ですよね?」
とか、全体の小節数を確認している
上級者がいます。
あれはまさしく
頭の中でリハーサルマークをふっています!
実は、アドリブセッションで使われる
簡易譜面(リードシート)には
このリハーサルマークは付いていないことがほとんど。
でも、コードの流れや
全体のメロディの展開を大づかみにし、
「あ、この曲はAABA 展開で、
Aは8小節、Bは16小節だ!」
とか、無意識にリハーサルマークを
頭の中で付けているのです!
これをやると、
細かい部分にとらわれ過ぎて
全体を見失う事がありません。
逆に、初見が苦手な人、
作曲が下手な人は、
細かいアレンジやリズムやコードにとらわれて
全体が見えていません。
なので、初見は利かないし、
作曲もスムーズにいかないのです。
初見と作曲のコツは
【曲全体をリハーサルマークで
大づかみにする癖が身につけること!】
是非参考にしてみてください。
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
