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スタンダードナンバー攻略「Fly Me To The Moon」

Posted on 2014年7月25日 Posted in スタンダードナンバー攻略 4 Comments
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flymetothemoonbanner

 

その1 まずはデモ演奏を聞いてみましょう!

(下の画像をクリックでYouTubeへ移動します。)

 スクリーンショット 2014-07-25 18.08.42

デモ演奏を聴く

 

4ビートでの演奏はこちら

スクリーンショット 2014-08-01 16.57.59

 

その2 曲のKeyとコード進行について

この曲はKey:Cで解説します。※歌でやることも多いのでさまざまなキーでカバーされています。

コード進行の解説です。

ディグリー(度数)での表記を行っています。ディグリーなどのコード理論についてはこちら。

これに慣れると、コード進行の理解が深まり、様々なKeyや曲に対応できるようになります。

flymetothemoonsheet

【曲演奏攻略】

●リズムサイドのポイント

この曲は基本的にミディアムスイング(テンポ120~200の4ビート) でプレイされることが多いです。

が、たまに「ボサノバ」でプレイされたりもします。

 

ボサノバでテーマは演奏し、 アドリブに入ってから4ビートに変わる。

というのも、よくリズム隊の間でランダムに駆け引き、展開されます。

 

また、コード進行の色分けをチェックしてみましょう!

「ABAC構成」ですが、 【Cでコードが動いている!】 のが見てとれると思います。

(特にCの3~4小節目は部分転調しています!)

 

つまり、コード進行全体でみると

「Cメロ」が一番の盛り上がりを呼んでいるのです!

 

また、コーラス単位で見てみても、 最後のパートになりますので、

ここでバンド全体が盛り上がって さらにストーリー展開するのか?

 

それとも、ソロ落ち着けて終わりにするのか?

という駆け引きが、 リズム隊とソリストの間で起こるポイントです。

「Cメロ」での駆け引きを中心にして、 他のパートでどういうアプローチをするのかが、

この曲上でのリズム隊の主な会話のポイントになるでしょう!

 

 ●ソリストサイドのポイント 

まずソロなどの音使いは以下のようになります。

ディグリー1234567
実音Key:Cドレミファソラシ
B♭管(D)レミファ♯ソラシド♯
E♭管(A)ラシド♯レミファ♯ソ♯

※ナンバリングシステムについてはこちらをご覧ください。

リードプレイヤーのコツは、

コード進行表を今一度見てみて下さい。

特に「Aメロ」の部分にご注目。

メジャーとマイナーの2-5がありますが、

(VIIとIIIはマイナーをIとすると2-5)

よく見ると格段の【4小節目で解決しています。】

確かにコード進行自体は 2-5で解決していますが、

リズムから見ると、 4小節目なので切りが悪い。

 

よって、ここの解決感は比較的弱くなります。

 

でも、「Bメロ」、「Cメロ」の コード進行の色分けを見てみて下さい。

こちらは綺麗に格段の【3小節目で解決しています!】

こちらの方が、リズム的にも偶数で区切りがつくので より解決感が強くなります。

 

つまり、

【B、Cメロの2-5に向けてコード進行が動いている!】 ということ。

なので、もちろん悪いという訳ではありませんが、

「Aメロ」のメジャー、マイナーの2-5に合わせて バップフレーズなどを入れても、

全体のストーリー展開をみるとあまりサウンドしない事が多いです。

 

逆に、Aメロは大きく メジャースケールでフレージングして、

「Bメロ」や「Cメロ」の2-5にめがけて、 大きい単位でストーリー展開を考えた方が、

この曲が呼んでいるソロになりやすいでしょう!

 

また、細かいコード進行として大事なのは、

ノンダイアトニックコードの セカンダリードミナントがポイントです。

特に「VI7」がこの曲のメロディと重なって 一番大事なポイントです。

でもこのコードにあったスケールを探す! という考え方は、まず止めましょう。

アドリブがスムーズに繋がらなくなります。

考え方はシンプル!

【キースケールの1の音を♭2にする!】

コードごとに全てのスケールを切り替えるのではなく、

あくまで中心のキーの1の音を半音あげて♭2にする。

こういう風にシンプルに捉えて下さい。

それだけで、十分このコードのサウンドが聞こえ、 かつ歌うような自然なフレージングが可能なハズです。

 

その3 具体的な構成の解説

バンド全体のストーリー展開としては、

やはりリズム隊のグルーヴチェンジ が第一のポイントになってくるでしょう。

 

リズム隊のポイントでもお伝えしましたが、

特にテーマだけボサノバでソロに入ると4ビートになるのは常套アレンジ!

 

しかも、テーマ最後の2小節をブレイク

(バンド全体が止まってソリストのみになる即興アレンジ) にして、

4ビートに移行するのも、 半分お決まりのリズムアレンジです。

 

また、ソリストを中心にした バンド全体のストーリー展開としては、

「ABAC構成」を軸に 考えるとよいでしょう。

コード進行から考えて、

1 1コーラスを「前半(AB)、後半(AC)と2つに分ける」という解釈が大事!

例えば、合計2コーラスソロをとる予定だとすると、

【1コーラス目前半】「          」

【1コーラス目後半】「          」

【2コーラス目前半】「          」

【2コーラス目後半】「          」

という風に細かく展開すると曲調に合いやすくなります。

是非この空欄を 今の自分のテクニックを使って 埋めてみて下さい。

その4 カラオケに合わせて演奏してみよう!

 

その5 動画をアップしたり質問してみよう!

 動画を撮影できる環境がある人は動画配信サイトなどにアップして頂ければ、

 見させて頂いてアドバイスいたします。

 その他質問などはコメント欄や個人ページに書き込んで下さい!

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4 thoughts on “スタンダードナンバー攻略「Fly Me To The Moon」”

  1. 宮島 武文 says
    2014年8月2日 at 6:36 AM

    一人で練習してる時、ボサノバでテーマはじめても、いつのまにか跳ねてしまって4ビートになっちゃうんです。ボサノバはボサノバ、4ビートは4ビートで区別してキープするには、どうしたらいいでしょうか?

    返信
    • 斎藤 彰広 says
      2014年8月3日 at 1:21 AM

      まずはメトロノームではなく、
      ジャズドラム&ボサノバドラムそれぞれのパターンが別々に入った
      リズムボックスを使うといいと思います。
      スマホのアプリで「i real book」なんてオススメです。
      そして、それに慣れてきて、
      何もなくてもドラムパターンがそれぞれイメージできるようになったら、
      メトロノームにしてみるといいと思います。
      これもちょっと動画で補足しますね!

      返信
  2. 宮島 武文 says
    2014年8月1日 at 2:56 AM

    4ビートでやられてるのを見つけましたので、あげときました。
    http://youtu.be/srMkjFwsmeM

    返信
    • 管理人 says
      2014年8月1日 at 4:59 PM

      ありがとうございます!早速使わせていただきました!

      返信

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