読者のみなさんこんにちは!
FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。
今回は【立って演奏する】というお話。
今更感満載のテーマですが(笑)
今回は立って弾くこととそれにまつわる本当に重要なことを
基本に立ち返って書いていきます。
目次
●本番と同じ姿勢で演奏する
●非常にゆっくりのテンポで演奏する
●全神経を集中させて最高の演奏をする
●「まとめ」ゆっくりでできないものは速いとできない
【本番と同じ姿勢で演奏する】
立たないと演奏できない楽器や
定位置に座って演奏する楽器の人は常に
意識していると思うのですが、
ギターやベースなどの竿モノと呼ばれる
お手軽な楽器は手を伸ばせば割とどこでも
どんな体勢でも演奏できちゃいます。
お遊びで演奏したい時に演奏できる手軽さは
どの楽器よりもありますが、
逆に本当に練習したいってなると
思わぬ落とし穴になるのです。
僕自身、最近毎日ギターを練習するようにしてる
と言ってましたが、
半分本当で半分嘘でした。
何が半分嘘なのかというと
「毎日あぐらをかいてギターを弾いてました」
…立って弾くのが面倒だったので(笑)
これがなんでダメなのか?
それは
「本番(セッションの時)の
ギターを弾く姿勢と全く違うから」です。
本番弾く体勢が違うと
パフォーマンスが全く異なります。
座って弾けても立ったら弾けないなんてことはよくあります。
なんでそんなに変わってしまうのかというと、
・ギターを構える高さが座っている方が高い傾向がある。
・ギターを支えている場所が違う。
(座っていたら足の付け根あたりに乗せる、
立ったら肩にかけたストラップで吊るして支える。)
・座っている方が姿勢が悪くなりやすい
こんなにも弾き方や身体のバランスに多大な影響がでます。
現に、立って練習してみた僕は
座って弾けてたものが全然弾けないことに
愕然としました(笑)
【非常にゆっくりのテンポで演奏する】
立ってるとか座っているとか
直接関係ないのですが、
非常にゆっくりなテンポで演奏する練習を
ぜひ取り入れてみてください。
立って本番を想定して練習するとなると
意気込んで、
本番演奏するであろうテンポで練習しがちですが、
そればかりでは見えてこないものがあるのです。
それは、
・音の粒一つ一つのタッチ
・身体のバランス
・力の入り加減
速く弾いてるとさーっと流れてしまうので、
見えにくくなっているのです。
なので、せっかくゆっくり弾くなら次の練習法も
取り入れてみてください。
【全神経を集中させて最高の演奏をする】
テンポを40~80くらいの超スローテンポにします。
ジャンルによって「遅い」の定義が違うので、
元のテンポの半分からそれよりも下に設定するイメージです。
そこまでくると
「速くて弾けない」ということはまずありませんし、
1音1音確実に処理しながら演奏することもできます。
(適当にごまかさないってことです。)
その状態で
「全神経を集中させて自分史上最高の演奏をする」のです。
神経を集中させるとは
ギターならば、
左手の運指はスムーズかどうか、
弦を押さえる力加減は一定かどうか
右手のピッキングは安定して脱力できているか
身体のどこかに無駄な力が入ってないか。
(肩が上がっている、足が踏ん張ってるなど)
フレーズごとの身体の変化に感覚を集中させて
奇麗な音色で演奏するということに集中するのです。
なので、リズムに関してはガチガチに考えるよりは
「自分のイメージ通り奏でられているかどうか」
という視点で判断すればいいでしょう!
それをテンポの上でリアルタイムで処理していくので
(間違えても止まらないようにする!)
結構疲れます。
でもこうすることで、例えば
ここの弦跳び(隣り合った弦以外の弦を弾く)で力んでしまうとか
ここで弦を押さえている左手がばたつくとか
そういった演奏上の粗が見えてきます。
そして、その多くは
テンポを戻した時にごまかしているところや
コンディションによって失敗する場所だったりします。
【「まとめ」ゆっくりでできないものは速いとできない】
細かいことを言ってしまえば、
ゆっくりのときと速いときでは身体の動きは異なります。
ゆっくりで演奏できたからといって
速く演奏できるとは限りませんが、
ゆっくりで演奏できないものは
速くしたら絶対に演奏できません。
ゆっくり演奏して身体の動きの
ムリ、ムラ、ムダをなくしてから
速い演奏に対応していく。
この順番が上達への近道となります。
「なかなかうまく演奏できないものがある」
とお悩みの方はぜひ
本番と同じ体勢で、ゆっくりなテンポで練習を
取り入れ見てください!
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一。またね!
Tag Archives: 練習日記
練習日記4『楽譜がいらない魔法の数字』
こんにちは、畠山勇一です。
楽譜が読めなくても、
テーマとアドリブを繋ぎ、
実音楽器と移調楽器の認識を繋ぎ、
転調する曲の前後のキーを繋ぐ、
そんな魔法のような数字があります。
それがFTJS!で使用しているメソッドの
「ナンバリングシステム」です。
前回の僕担当の記事で、少し書かせて頂きました。
詳しくはこちら、
練習日記3『譜面が読めなくても曲のテーマ(メロディ)
https://jamsession-web.sakura.
前回書いた時は基本的な部分だけで、
要約すると
「メロディを数字に置き換えて覚えましょう」というもの。
例えば
Cメジャースケール(ドレミファソラシ)であれば
ド=1、レ=2、ミ=3…
応用が利きます。
このナンバリングシステムを紹介して早速
実際に考えてくださったり、
実践してみた方から質問が来ましたので、
今回は質疑応答という形で書いていきます。
Q.「実際にやってみると2と3の間の音が出てきました。
そういうのはどう表現するのですか?」
A.とても良い質問ですね。ややこしくなるので、
ではみなさんピアノの鍵盤を思い浮かべてください。
Cメジャースケールをピアノで演奏すると
白い鍵盤を辿れば良いのですが、
その間には黒い鍵盤がいくつかありますね。
2と3、つまりレとミの間にも黒い鍵盤があります。
その音はレ♯もしくはミ♭と呼ばれます。
つまりどっちも同じ意味です。
なので、数字に置き換えても♯2=♭3となります。
では、♯2と♭3どちらで呼べば良いのか?
これは、ケースバイケースです。
どちらで呼ぶ場合もあります。
ただし、例外がある事を前置きした上であえて言うならば、
殆どの場合「♭系」で呼びます。
数字と数字の間の音でよく出てくるのが、
♭3や♭7です。
ブルーノートと呼ばれている音たちです。
これらは3が♭して「♭3」になっています。
2が♯して「♯2」ではないのです。
同じ音をさしているのになぜそういえるのかというと、
これらメジャースケール外の音は
何の音が変化(♭や♯)しているのか?
音の特徴を理解できるようになれば迷う事はなくなるからです。
そんな他の例外に気づいた方は、
質問受け付けていますので、お気軽に質問して下さいね♪
では、次の質問に行きましょう!
Q.「数字の読み方は、日本語、英語、
オルタードスケールなどの#、♭などの、数字で書く表記、
A.数字の読み方は、英語でも日本語でもどちらでも構いません。
♯や♭については
発音の仕方はそのまま「シャープ」「フラット」です。
「ドレミ」や「CBA」などで表記する場合は♭や♯は右側です。
ド♭、D♯など…ですが、
数字は(算用、ローマ数字ともに)左側につきます。
♭3、♯VIIなど
ややこしいですね…
発音の仕方を気にされているという事は、
この数字で歌おうと考えていらっしゃったのかと思われますが、
このナンバリングシステムは「歌う事」を前提にしていません。
イメージとしては、
「その音を出した時に頭の中で数字が浮かぶ」という理解です。
思い浮かべる数字は算用数字が良いでしょう。
(ローマ数字はコードと混同してしまいますので)
(補足)ナンバリングシステムのコードバージョン的なものとして
「ディグリー表記のダイアトニックコード」
IIIm7やV7など、どこかでみた事ある方も多いのでは?
話は戻りますが、
これはあくまで、ポジションや実音で覚えたメロディを、
「数字に切り替えても理解できている」状態を目指して下さい。
もし「歌う」場合を想定するのであれば、
ドレミ…で歌った方が歌いやすいです。
今回のまとめ
・数字と数字の間の音は♭や♯を付けて表記する。
・上のようなメジャースケール外の音は殆どの場合♭で表記。(
・数字を使って歌うのではなく音の特徴を数字で捉え、
今回も、
文章解説では分かりにくいところもあるかと思います。
ですが、
興味持たれた方は是非、
今回の内容が少しでも役立って
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。
練習日記3『譜面が読めなくても曲のテーマ(メロディ)を理解し応用できる方法』
こんにちは、畠山勇一です。
さて、今回もギターを練習していて
気づいた事を書いていきます。
今回の内容はギター特化ではなく、
音階のある楽器ならばどれでも、あったら便利なスキルです。
それは、答えから言うと
「メロディを数字に置き換えて覚える」です。
FTJS!では「ナンバリングシステム」と呼んでいます。
今回は講座で教えている内容を具体的にシェアしていきます。
ナンバリングシステムついて話す前に
まず、
テーマメロディを覚えて演奏する時に使われる一般的な手法は大きく2つです。
1つは、音源などから音を広い(=耳コピし)感覚的に演奏する。
もう1つは、譜読みして音符をなぞるように演奏する。
ロックギタリストやベーシストなど、
コードとポジションを覚えれば演奏できる楽器を演奏している人は前者
クラシックピアノ出身の人や管楽器奏者など
譜面に慣れていてそれを追える人は後者の傾向があります。
僕は譜面が苦手なので、ほぼ前者と言っても良いでしょう(笑)
しかし、これらの覚え方だけでは次のような問題が起こり
一向にアドリブには活かせません。
・譜面がないと演奏できない。
・覚えたけど、一部間違えるとリカバーできない
(拍ズレを起こしたり、そのあと真っ白になったり)
・覚えたけど、数ヶ月ですぐ忘れちゃう
・覚えたポジションでしか弾けない(特にギターやベース)
・覚えたキーでしか演奏できない。
このような症状が出てしまっている方は
冒頭に出した「ナンバリングシステム」をお勧めします。
これは何かというと、
「メジャースケールを数字に置き換える」考え方です。
※(中級以上向け補足)いわゆる「移動ド」「相対音」などと
呼ばれているものと似た捉え方です。
【ナンバリングシステムを覚えると以下のような利点があります。】
☆1音1音の特性が分かるので、アドリブメロディのフレーズ作りに活かせる!
☆転調や移調、ポジションチェンジなどしても、対応スピードが格段に上がる!
☆キーも雰囲気も全然違う曲に別のメロディをあてはめるような遊びが瞬時に出来る!
☆フレーズを覚えれば覚えるほど、アドリブが多彩になる!
では具体的な説明にはいります。
特殊な曲を除いて、
曲には調性(キー)があります。
そして、キーごとに中心として使われるメロディが違います。
キーCの曲ならば
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シという
メジャースケールを中心にメロディが作られ、
キーFの曲ならば、
ファ、ソ、ラ、シ♭、ド、レ、ミという
メジャースケールを中心にメロディが作られます。
※(初心者向け補足)キーごとに♭や♯がつく音には法則が決まっています。
※(中級以上向け補足)アドリブ的にはマイナーキーはまずは
並行調のメジャースケールで捉えたほうがシンプルです。
このメジャースケールを数字に置き換えていきます。
キーCならば、
ドが1、レが2、ミが3…というように当てはめます。
全部で7番まであります。
同じようにキーFならば、
ファが1、ソが2、ラが3…というように当てはめます。
ポイントは「数字ごとに特徴がある」ということです。
具体的な説明は個々では省きますが、
ここでは1番目の音が王様とだけ覚えて下さい。
キーC(ドレミファソラシ)と
キーF(ファソラシ♭ドレミ)は
ただ譜面を読んでいるだけ、ドレミ…を追っているだけでは、
「『シ』と『シ♭』が違うだけで、後は使う音が同じじゃん!」
と考えがちです。
それも間違いではないのですが、
同じ「ド〜レ〜ミ〜」というメロディでも
キーCの曲中では「1〜2〜3〜」
そのままミ〜(3)を伸ばしてもあまり違和感がないし、
ド(1)に戻ってきたくなります。
それに対し
キーFの曲中では「5〜6〜7〜」
そのままミ〜(7)を伸ばしていると
次の音のファ(1の音)へ非常に向かいたくなります。
このように、
覚えたメロディを数字でもしっかり理解していると、
ある曲でアドリブしている時に
「347347ってメロディかっこいいな!?」とか思えば
他のキーになった時にも同じお気に入りのフレーズが飛び出しやすくなりますし、
「ここのコード進行ってキーは違うけどあの曲と一緒じゃん!?」とかわかれば
全然違う曲のメロディをそこにはめて面白く、かつ耳に残るアドリブになったり、
キーとキーが繋がってくるし、
曲と曲が繋がってくるし、
テーマとアドリブが繋がってきて、
色んなものが実は繋がっているという事に気づけます。
そうなると応用力もついて、理解や上達も早まり
ジャムセッションがますます楽しくなっていくかもしれませんね!
今回のまとめ
・メロディやフレーズは数字で覚える!(ナンバリングシステム)
・ナンバリングシステムを使うと、メロディの特徴が見えやすくなる。
・メロディの特徴が見えると、応用力が身につく!
文章解説では分かりにくいところもあるかと思いますが、
興味持たれた方は是非、覚えたメロディをいくつか数字に置き換えてみて下さい!
そうすると、今回書ききれなかった例外を発見すると思います♪
その時は是非、ご質問して下さいね!
またの機会に解説していきます!
今回の内容が少しでも役立って
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。
この記事への質問にこたえました!
こちらも要チェック!
練習日記4『楽譜がいらない魔法の数字』
練習日記2『ワンクッションの無駄に気づく』
こんにちは、畠山勇一です。
練習日記1では書ききれなかった
「ワンクッションの無駄に気づく」
について書いていきます。
(練習日記1はこちら
https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=7704)
今回は「常識を疑え」という言葉がありますが、
それを痛感した瞬間のお話です。
皆さんは、どうしても出来ないことってありますか?
出来なかった理由に向き合って
いろんな角度からじっくり見てみた事はありますか?
「あります。」
僕自身そう答えられると思っていました。
しかし、そうとも言い切れないのです。
もちろん、自分の視点ではいろいろと考え、
答えに辿り着けた事もありますが、
自分は「自分自身の色眼鏡」をかけて見ているのです。
具体的な話をするとですね。
僕は速弾きができない
「速弾きコンプレックス」を持っています。
なぜ出来ないのか?
自分自身の色眼鏡で見るとこうなりました。
「僕は不器用で才能がないから弾けないんだ…」
ところが、
体の使い方まで、熟知した斉藤社長の目から見ると
「才能ではなく、体の使い方に問題があるだけ」
といいます。
もちろん、
速弾きの世界大会とかのレベルであれば、
ある程度の生まれ持った骨格や筋肉なども影響してくるでしょう。
しかし、
アドリブ演奏で使われている程度を目指すのであれば、
間違いなく「体の使い方」にポイントがあるのだそうです。
人それぞれ癖があり、
癖は個々に違うので、
今回の具体的な話は役に立たないかもしれませんが、
考え方の参考にしてみて下さい。
前回の日記にも書いたように
僕にはピックを思いっきり下に振り抜く癖があります。
それにより、
ピックを下から上に移動させて弦を弾く
「アップピッキング」が超ヘタクソなのです。
更に言うと
なんと
アップピッキングは
そのまま下から上に向かって弦をはじけば良いだけのに、
下に向かう無駄な動きが微妙に入っているというのです。
つまり
上手い人は
「上にあがるだけ」
ヘタな僕は
「下にワンクッションおいてから上にあがる」
という無駄な動作があったのです。
自分にとっては自然な動作なのですが…
見る人から見れば、実は無駄があった。
そういわれて
じっくりゆっくりスローテンポで動きを確認してみると
本当にそのような無駄な動きを感じました。
とはいえ、自分にとっては
「無駄な動きがある動き」が自然な動きなので、
速く動くための動きは非常に違和感を覚えました。
これは、意識してなんどもチェックしてもらいつつ
修正していくしかありませんね。
今回のまとめ
・人は自分自身の色眼鏡をかけて物事を捉えている。
・上手い人の動きや教えを学ぶ事で新しい視点に気づくこともある。
・無駄のあることでも自分の中で常識なものは自然の動きになってしまう。
この日を境に
ますますギターが好きになりました!
「まだ上手くなれるかも?」と思える事
成長を実感できる事はモチベーションをあげてくれますね♪
今回の内容が少しでも役立って
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。
練習日記1『既存のイメージが学びの邪魔をする?』
こんにちは、畠山勇一です。
今回は練習日記ということで、
僕自身が練習した時に得た学びを書いていきます。
僕は今年の目標として、
「ギターでチックコリアのスペインのテーマを演奏する」
というものを決めました。
とはいえ、ギター初心者ではないものの
ベースの指弾き演奏をメインにやって来たことが災いして
「ピックでの速弾き」というのがとっても苦手なのです。
※他にも課題は沢山あります。
FTJS!運営メンバーで週一回練習日を設けています。
その時に僕はギターを演奏して斉藤社長のレッスンを受けています。
スペインの前に基礎的な事が甘いのです。
アドバイスのポイントとしては
・単音を弾く時のタッチが強い
・手首ではなく指
・☆ワンクッションの無駄
ギター奏者の多くは
ピックを右手にもって弦をはじいて演奏します。
僕はそのはじく力が強いようです。
理由の1つはベースの太い弦をはじくイメージで
ギターの細い弦をはじいていること。
そしてもう1つは、
次のポイントと関係してきますが、
「手首ではなく指でピックを操る」事が出来ないのです。
出来ないというよりも
そうやって弾く事を知りませんでした。
それは僕のルーツに遡ります…
僕のギターデビューは高校の
『フォークソング部』です。
同じ剣道部の友達に誘われて
ずっと音楽に興味があったこともあり
始めてみる事にしました。
ベースを弾きたかった僕が
最初に手にした楽器は「アコースティックギター」でした。
※その経緯は長くなるのでカットしました 笑
僕の高校時代は
ネオ・フォーク全盛
2人組のアコースティックユニットが多く出回っていました。
というわけで僕も、
アコギをジャカジャカ弾きながら歌う
弾き語り少年となりました。
(すぐにベースに転向しましたが…)
僕のルーツは
「アコギでの弾き語り」
弾き語りのように
ジャカジャカっとコードバッキングするのと
単音ソロでは
右手の動かし方がまるで違うのです。
具体的に言うと
●コードバッキングは腕や手首を使って振り抜く演奏
●単音のソロは指を使って何ミリレベルの繊細な演奏
なのです。
僕はソロを弾く時も手首から動かしてしまっていたので、
弦一本をはじくにもなかなかに強いタッチで弾いていました。
そんなに力強く弾いたら、
コンパクトに速く弾くのに限界がありますね〜
このような事は斉藤社長が
いろんなところで言っています。
それを何度も聞いているにもかかわらず、
「弦は強くはじいて音を出すもの」
「ギターは手首で振り抜いて弾くもの」
という楽器をやり始めた頃に作られたイメージが
新しい学びを取り入れる邪魔をしていたのです。
大きな発見となりました。
【手首ではなく指でピックを操る】
これを意識して自主練に取り組みたいと思います!
あ、3つ目のポイント
「☆ワンクッションの無駄」
については次回があれば書いていきます 笑
今回の内容が少しでも役立って
みなさんの音楽ライフがより豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一でした。