読者のみなさんこんにちは!
FTJS!ジャムセッション講座運営事務局の畠山です。
今回は
【レッスン解説『ギターの音を綺麗にする方法 その一 ピッキング編 』】
というお題目で、
FTJS!から全体公開しているレッスン動画を解説します!
動画自体は各楽器にフォーカスしてますが、
他の楽器の人も読んで得する内容にしてきます。
今回とりあげる動画はこちら!
https://www.youtube.com/watch?
目次
●奇麗に弾けない原因はイメージにあり!?
●ギターピッキングのコツは脱力
●脱力できていないとダメな理由
●「まとめ」アンサンブル視点で考えると…
【奇麗に弾けない原因はイメージにあり!?】
おそらくちゃんと教わってない人は
ギターを弾く人も弾かない人も
ギターってジャカジャカして弾いているイメージありますよね?
同じようなもので、
ドラムって手足バタバタ動かして
疲れそうとか大変そうとか聞いたことありますし、
リードの楽器の構造は演奏しない人には
イメージすら出来ないものだったりします。
こうやって、楽器演奏には
勘違いや誤解からスタートする人も多いかと思います。
特にオーバーアクションの動きが印象に残りやすいので
無駄に力が入ったり、
動きにムラが出来、
最悪、奇麗にも速くも弾けず、身体を壊したり、
挫折してしまったりすることが多いです。
【ギターピッキングのコツは脱力】
ギターピッキングに限らず、
楽器演奏と切っても切れないのが「脱力」という言葉です。
脱力と言えば、
身体全体を使うドラムだとモーラー奏法なんかが有名ですね。
呼吸と密接に絡んでくる歌や管楽器では
アレキサンダーテクニークが取り入れられて来てますね。
アレキサンダーテクニークは全楽器に応用されつつあります。
そんな余談はさておき、
脱力は大事です。
今回の動画では
ギターの弦を1本だけ弾く動きを
手首を使って行うというイメージから
指だけを繊細に動かして弾くというイメージに変えています。
これだけで、小回りも利くし、
タッチも奇麗になります。
そして、脱力しないと大変なことになります。
【脱力できていないとダメな理由】
速弾きを「筋肉の痙攣」を使って
脱力とは真逆のやり方でやっている人、
イメージしている人はいますが、
これだと正確性に欠ける上に疲れます。
力むと逆に身体は硬直し
奇麗にも速くも動かすことが出来なくなります。
更には
弦を強くバチンバチンと弾いてしまうことで、
楽器が痛み
音色はアタック音が強くなり耳障りが悪くなり
弦も圧倒的に切れやすくなります。
他の楽器でも同様な傾向がありますね。
【「まとめ」アンサンブル視点で考えると…】
今回はテーマがテーマだけにどの楽器にも
言える内容でした。
またギターがアンサンブルに加わることを考えるならば、
ピッキングを強くバチバチはじくと、
最初のアタック音だけ痛い音がして、
すぐに音が減衰し、音抜けの悪い音色になります。
そうなると、
エレキ楽器はボリュームをグイッと上げちゃったりするので、
ギターがコードバッキングした時の音が
めちゃくちゃデカくなったりします。
よい音で、
まとまりのあるアンサンブルを心がけるという意味でも
ピッキングは気にした方が良いですね。
特に一番気をつけるのは
「自宅練習」です。
エレキギターをアンプに繋がないと、
小さい音で練習が出来るので、
その状況で自宅練習している人も多いかと思いますが、
生活騒音に邪魔をされて聞こえづらい時は
意外とピッキングが必要以上に強くなってしまっていることもあり
なるべくなら小音でアンプに繋ぐか、
とんでもなく静かな場所で練習することをお勧めします。
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの音楽ライフが
より豊かになっていくことを願っています♪
今回もお読みいただきありがとうございました。
執筆は畠山勇一。またね!