こんにちは。
いつでもどこでも誰とでも
即興で10分間
演奏できるプレイヤーにする
セッションインストラクターの
若松ひろきです。
前回は、
ジャズやボサノヴァでは
「ハーモニー」を使って
盛り上げる方法がある、
という内容をお伝えしました。
※前回の内容を
まだチェックしていない方は
↓↓こちらをどうぞ↓↓
【ジャズやボサノヴァの「おしゃれ感」の秘密、教えます。】
https://jamsession-web.sakura.ne.jp/?p=15272
ほかにも、
ジャズやボサノヴァで使われる
盛り上げ方があります。
それは
「リズムパターンをずらす」
という手法です。
ロックやブルースなど
いわゆる”タテノリ”の音楽では
リズムを合わせるのが基本になります。
特にドロップと呼ばれる
リズムの芯になる部分を
しっかりと合わせると、
バンドの一体感が出ます。
これはこれで気持ち良いので
もちろんOKなのですが、
音を出すタイミングが重なるため
どうしても音量が大きくなります。
一方、
ジャズやボサノヴァ、サンバといった
”ヨコノリ”の音楽では
リズムパターンをずらすことで
サウンドを盛り上げています。
例えば、パーティー会場では
参加者それぞれが自由に会話していて
声を出すタイミングがずれています。
もちろん、違う人が話しているので
間の取り方や話すリズムも
人によって異なります。
こういう様々なリズムの声が重なり、
ざわざわガヤガヤとした
賑やかな雰囲気になります。
ヨコノリの曲では、こんなふうに
違うリズムパターンを重ねることで
賑やかさを演出しているのですね。
ピンと来たような、来ないような…
とまだすっきりしない方は、
実際にボサノヴァのセッション動画で
「パターンをずらして盛り上げる」
様子をチェックしてくださいね!
【教則用】Blue Bossa セッション動画
追伸。
こういった内容を生バンドの中で
演奏しながら学びたいという方は、
ぜひ吉祥寺のリアル講座に
見学にいらしてくださいね。
スタンダード曲解説講座
ボサノヴァ「黒いオルフェ」
10/22(土) 13:00〜15:00
申込ページは↓こちら↓
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