☆参加メンバー☆
渡辺 一成 様 Gt
芥川 美千代 様 Ba
高橋 保 様 Ba
佐々木 亨平 様 Ba
布施 正芳 様 Gt
福田 誠 様 Gt
小野 浩一 様 Gt
藤本 真 様 Sax
皆さんは【音感】って聞くと
どんなことをイメージしますか?
またどんな悩みを持っていますか?
参加者の方からの傾向としては
・耳コピに活かしたい
・自分の思った音を出したい
・反応に活かしたし
主に上記三点のような傾向があるようです。
☆セッション的音感トレーニングとは!? ☆
ピアノを前して目をつぶって
出された音を 言い当てる
音感トレーニングって聞くとそんなトレーニング
思い浮かべる人も多いのでは??
実はこれは一番やってはいけません!!
なぜならこの方法は絶対音感を身にに付けるトレーニングだから
これは七歳までにしか効果がありません。
実際 僕も昔、音感コンプレックスがあった時期がありまして
友達の母さんがピアノの先生をやっていたこともあり
レッスンをしていただいたことがありました
音大の聴音用の教科書に沿った内容のものでした
が!
ほとんど効果は得られませんでした…
そこでセッション的かつ、
大人の為の音感トレーニングは
【音の色彩とコード感を感じる】
右脳に各音を景色とか色とかイメージを当て込んでいきます
前半は ピアノCのコードに鳴らして
ド レ ミ ファソ ラ シ ドの 各七音を一緒に鳴らして行きます
すると各音毎にいろんな響き方に聞こえます 僕だと
ド:平和な感じ
レ:黄色
ミ:桜色
ファ:無機質なコンクリートのイメージ
ソ:広がっていく創大な感じ
ラ:あずき色、枯れてる、秋っぽい
シ:知的な色
参加者の皆さんからもイメージを聞きましたがやはり皆さん
各音の具体的なイメージは違えど、傾向はほぼ一緒という 結果になりました。
数学的に整っている音楽理論から
このようにそれぞれ共通の傾向が見られることに とても感心してしまいました。
スケール練習の際にはゆっくりのスピードで
各音のイメージをリンクさせながら体に馴染ませるように 練習していくのがポイントです!
【各音のイメージをコード進行に合わせていきます】
ダイアトニックコードにも各音のイメージ、
特性が結びついているのが分かると思います
そして落ち着きも盛り上がりもイメージを結びつきます
これがコードとスケールの正しいとらえ方です!
最後は
【♭3の音とノンダイアトニックコード】
ダイアトニック外の音になると
とたんにイメージが違う方向へ向かいます
僕はこの♭3の音を聞いたときは
脳内が崩壊していくようなイメージでした
ノンダイアトニックコードは
そのキーのメジャースケール外の音が入っているコード =すべて盛り上がりコードです
外れている音が入ってるコードですから
外れている音を入れてあげるとOK!
スケールとコードの関係のイメージが結びついて
音が色鮮やかに感じれるようになると
コード進行も分かるようになりますし、次のコードの推測もできるよになります。
相手の発したフレーズも、どの音から始まったかとか、
何の音使いかといったことも聞き取れるようになってきます。
セッション的な音感トレーニングは
音の色彩とコード感を感じて
右脳に各音を景色とか色とかイメージを作っていくこと!
焦らず、ゆっくり体にしみこませるように時間をかけて
身に付けていきましょう!
記:大島