
お気に入りに追加こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
よく、楽器を上達させるには、
録音(レコーディング)をして、
客観的に自分のサウンドを
聞く習慣をつけるといいよ!
というアドバイスがあります。
もちろん素晴らしいアドバイスだし、
やり方を間違えなければ効果があります。
でも、実をいうと
ただ録音をしただけでは
上手くなるどころか
下手になってしまうこともあります!
なので、今回は正しい
レコーディングの仕方と
そのサウンドの聴き方を
お伝えしようと思います。
まず、楽器上達につながる
正しいレコーディングの仕方から。
【録音方式はなるべくシンプルで
すぐに聞き返せる状態にすること!】
今はたくさんの録音方法があります。
パソコンを使った本格的なものから
携帯付属の録音機能を使ったものまで様々。
でも、本格的なレコーディングシステムに
こだわればこだわるほど、
楽器の上達からは離れていきます!
なぜなら、
「編集でごまかせるので
ぶつ切りの演奏が可能になってしまうから!」
凄いレコーディングシステムを
使いこなせばこなすほど、
途中から演奏を切り貼りするのはもちろん、
ピッチや微妙なノイズ、リズムのずれまで
綺麗に修正できてしまいます。
もちろん、完璧な音源を作るのが目的ならば
そういったテクニックは必要だし、
なにも問題はありません。
でも、楽器上達、
特にアドリブの上達に役立てようとすると
これらの編集テクニックが
すべて裏目にでます!
なぜなら、楽器演奏、
そしてアドリブセッションは
常にリアルタイム!
いつもリズムを止めずに、
流れるグルーヴの上で練習しないと
絶対に楽器は上達しません。
でも、派手な編集ができてしまうと
いちいち細かい部分に気が行ってしまって
リズム的にぶつ切りの演奏を
何回も繰り返すことになりがち。
そうすると、
いくら時間をかけても
楽器の腕、そしてアドリブの腕は
上達していきません。
なので、録音方式は
それこそボタン一つで簡単に録れて、
しかもボタン一つですぐ聞き返せる。
そんなシンプルなシステムが
楽器上達的にはオススメです。
そして、楽器上達的に正しい
録音の聞き返し方も
解説しようと思ったのですが、
長くなったので、今回はこの辺で。
次回続きを解説していきますね。
今日も一日ガツンと
グルーヴさせていきましょう!
