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味覚と音楽の広がりは似ている!?

Posted on 2018年10月5日 Posted in セッションブログ
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こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
 
音楽の広がりは
味覚の広がりに似ていると最近思う。
 
子供のころはビールをとても
美味そうに飲む親父をみて、
思わず同じものを欲しがった。
 
僕の親父はその辺自由だったので
すぐに飲ませてくれた。
(多分小学校低学年くらい
 だったと思う。)
 
 
でも、勢いこんで飲んでみたものの、
苦くて臭くてまずい!
 
あの炭酸と言い、
アルコールのにおいと言い、
何より舌に絡みつく苦味といい、
なんでこんなものを
好き好んで飲んでいるのか
全く理解できなかった!
 
 
 
でも、今では毎晩のように
飲みたくなるのだから、
間違いなく僕は親父の息子です!(笑)
 
 
 
そして、改めて考えてみると、
まさに音楽の広がりと同じ。
 
 
僕自身音楽の始まりはJポップ、
特にチャゲ&飛鳥だったし、
(もちろん今でも大好き!)
 
やはり子供にとっての
ハンバーグみたいな、
分かりやすい所から
スタートしている。
 
 
その後ピーマンが
食べられるようになって、
納豆にからしを入れるようになり、
寿司がサビ抜きじゃなくなっていく。
 
この味覚の変遷の如く、
チャゲアスに傾倒していたかと思えば、
次は一気にスティービーレイボーンを筆頭に
ブルースロックに偏って行く。
 
もちろん、そのまま深く
ブルースに入れ込み、
その延長線上でジャズに目覚める。
 
そこでラテンやボサをしり、
そのまま民族音楽にまで触手を伸ばす。
 
と同時に、フリージャズという
存在にも気付き、
その自由さに憧れる一心で
そのまま現代音楽にも毒される。(笑)
 
 
 
そして、現代音楽のルーツをさかのぼる形で
クラシックにも手を出し始める…。
 
と、まぁこんな感じで
どんどん音楽の守備範囲が
現在進行形で広がっているのです。
 
 
ここで大事なのは
 
「一足飛びをしないこと!」
 
 
小学生がビールを飲み、
いきなり「ぷはぁ!」と
親父くさいことをいわないのと同じで、
いきなりフリージャズや現代音楽を聞いても
普通の人は絶対に面白さがわからない。
 
また、分からないからといって、
自分の音楽センスに疑問を持つ必要もない。
 
と同時に、
自分の価値観を押し付けるのもよくない。
 
よく見かけるのは、
コアなジャズファンがジャズ初心者に
自分の趣味全開の音源を紹介してしまう場面。
 
普段ポップスしか聞いていない耳には、
そんなの絶対分からないから!
子供にいきなりセロリ生で
食わせるようなもんだから!(笑)
 
 
こうしてコアなジャズファンは
同志に成り得たかもしれない仲間を1人失い、
初心者はジャズコンプレックスを深めてしまう…。
 
 
損ばかりだ!
 
 
もちろんジャズに限った事ではなく、
ロックでもファンクでも
ブルースでもクラシックでも何でも、
コアなファンになればなるほど
この傾向が強く出る。
 
 
「初心忘るべからず!」
 
 
言葉にすると簡単だが、とても大事。
 
人間みんな、いきなり唐辛子を貪れないのだ!
 
 
しかし逆に考えれば、
大人になるに従って刺激に慣れ、
新しい刺激的な世界に足を踏み入れる
資格を手に入れられる!
とも考えられる。
 
気付けばビールを喉で楽しんでいるように。
 
自分の趣味や価値観を
押し付けがちな人こそ、
実は世界が止まってしまっている。
 
本当に好奇心旺盛な大人は
常に自分の味覚の世界、
そして音楽の世界を広げ続けている!
 
そんな背中を見せると
他人は勝手に真似したがる。
 
小学生の僕が親父にビールをねだったように。
いきなり理解できなかったとしても。
 
極論を言うと、
みんな美味いもん食いたいし、
美しい音楽が聞きたいのだ!
 
味覚と音楽の広がりは似ている。
 
常に好奇心を持っていれば、
自ずと今の自分に理解できる美しいものが
向こうからすり寄ってくる!
 
そして世界が広がって行く。
これが原理原則のような気がします。
 
ピンときた方はぜひ参考にしてみてください。
 
 
それでは今日も1日
ガツンとグルーヴしていきましょう!
 

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