
お気に入りに追加こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。
音楽でも仕事でも、
とっても現場が長くて
沢山の経験を持っているのに、
話してみると面白くない人がいます。
逆に、その体験談を面白おかしく、
かつ説得力と感動をもって
語ってくれる人もいます!
同じ年数やっていたとしても、
その差は歴然。
この差は一体何なのか!?
今回、田坂広志氏の
「意思決定の12の心得」より
インスパイアされています。
そしてその著書の中の言葉を
借りるならば、
【経験】とはただその場、
その時間にいただけのまさに経験。
【体験】とは自分ごととして
物事を捉え、深い知性として
落とし込んだ感覚のこと。
僕はこう解釈しています。
確かに、セッションをしていて
ただ漫然とやっている人と、
目的意識をもって楽しんでいる人では
その後の成長が全く変わってきます!
【経験】しか得られない人は、
いつもマンネリな展開になやみ、
そこそこ面白いんだけど、
半分は自分のアドリブに
首をかしげる感じになります。
では【体験】として落とし込める人は
何をやっているのか?
これには2つのコツがあります。
田坂氏の言葉を借りるなら
【仮説】と【反省】。
セッション用語で言うなら
【ストーリー展開】と
【レコーディング】です。
特に、【反省】は
ネガティブに捉える人が多いので、
音楽はこちらがオススメ!
【深い体験】として落とし込める人は
まずアドリブの結末
【ストーリー展開のクライマックス】
を先に決めています!
そこへ向けて周りのメンバーと
音で会話をします。
つまりゴールへ向けての仮説が先にある。
だからこそ、後から
【レコーディング】した映像や
サウンドを見て修正ができます。
ところが漫然とやっている人は
単純なセッション【経験】は積んでいても、
【深い体験】にまでは意識が及ばない。
なので、全く新しいパターンや
曲がくると対応できないのです!
どうせ同じ時間を使うなら
少しでも【深い体験】として
残したいもの。
しかもアドリブで反応できる
レベルの技術、勘というものは
間違いなく【深い体験】として
体に落ちているもののみ!
このレベルに行くためにも、
これからもガンガン【ストーリー展開】と
【レコーディング】を体験として
落とし込みましょう!
ピンときた方は是非参考にしてみてください。
今日も一日ガツンとグルーヴさせていきましょう!
